「第35回障がい者制度改革推進会議」が開催されました。

一昨日の26日月曜日に第35回障がい者制度改革推進会議が開催されました。


 平成23年9月26日(月)13:00〜17:00
           開催場所:中央合同庁舎第4号館共用220会議室

【次第】
 (開会)
  ○議事
   1.「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言」について
   2.その他
(閉会)


【資料一覧】
  資料1 障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言
   ?.障害者総合福祉法の骨格提言
   ?.障害者総合福祉法の制定と実施への道程
   ?.関連する他の法律や分野との関係
  資料2 障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言(概要)

 委員提出資料
  大濱眞委員
  松井亮輔委員
 
 追加資料 委員追加提出資料
  長瀬修委員 (PDF形式:162KB)


冒頭、東室長は「骨格提言は総合福祉部会に検討を依頼していたもので、18回の会合で8月30日にまとめられた。構成員55名によってまとめた骨格提言を重みを受け止め、報告を受け議論したい」と述べられました。

先月末の総合福祉部会において、全会一致で了承された「骨格提言」がチームリーダーによって報告された後、委員での議論がありました。

そして、17時半過ぎに、蓮訪内閣府特命担当大臣(推進会議・副本部長)に「骨格提言」が手渡されました。

内閣府 共生社会政策担当  http://www8.cao.go.jp/souki/people.html
 政務三役
  蓮舫内閣府特命担当大臣障がい者制度改革推進会議・副本部長)
  中塚一宏内閣府副大臣
  園田康博内閣府政務官




この日の様子をCBニュースが伝えています。

障がい者制度改革会議、新法への提言を了承- 蓮舫担当相に提出
 内閣府の「障がい者制度改革推進会議」(議長=小川榮一・日本障害フォーラム代表)は9月26日の会合で、障害者自立支援法に代わる新法に関する提言について、下部組織の総合福祉部会から説明を受け、了承した。了承された提言は、推進会議の藤井克徳議長代理(日本障害フォーラム幹事会議長)が、障がい者制度改革推進本部の副本部長を務める蓮舫内閣府特命担当相に手渡した。


「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言」を受け取りあいさつする蓮舫内閣府特命担当相(9月26日、内閣府


 提言を受け取った蓮舫担当相は、「当事者、関係者、ご専門の皆様方の本音が詰まっていることも含めて、わたしから小宮山(厚生労働)大臣にはお話をさせていただこうと思っている」と述べた。
 今後は、厚労省が「提言をベースに」(東俊裕・推進会議担当室長)法案を策定し、来年の通常国会での成立を目指す。
( 2011年09月26日 22:32 キャリアブレイン )
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/35614.html

*1

配布資料の「資料1」が骨格提言となります(分割掲載)が、骨格提言の「はじめに」に書かれている内容を噛み締めながら各分野にわたって議論され、全会一致で了承された内容を吟味したいと思っています。


twitterでつぶやかせてもらいました。
「骨格提言」を手渡したつぶやきと「はじめに」に関するつぶやきです。
・2011年9月26日開催の障がい者制度改革推進会議において、総合福祉部会から障がい者総合福祉法の「骨格提言」が手渡されました。「私たち抜きに私たちのことを決めないで!」を基本の言葉としてより良い法案ができるよう強く要望します。
・「障がい者総合福祉法の骨格提言の基礎となった2つの指針は、2006年に国連が採択した「障害者権利条約」と2010年1月に国(厚生労働省)と障害者自立支援法訴訟原告らとの間で結ばれた「基本合意文書」だ。骨格をまとめるに際し基本的な方向を指し示すなど重要な役割を果たした。」



それから、資料2の「骨格提言の概要」がコンパクトにまとめられていて、気に入っています。


なお、次回以降の開催日は、次回が10月24日(月)、次々回は11月21日(月)となっています。

*1:CBニュースから引用させていただきました。