2012年はいいことがいっぱいある年にするぞ!

2012年、なにひとつ変わらない年を迎えることができました。
しかしながら、大震災でたいへんな思いをしている方々のことを考えると声高には言えません。

なにひとつ変わらない日常の大切さを感じています。


毎年出かけている近所の神社に家族で元朝参りに行ってきました。
元旦は東京にいる長女が帰省して、賑やかな正月を迎えることができました。
その長女も一緒に元朝参りに毎年行きます。

お参りの後は、おみくじをひきます。
自閉症の次女の分はお金を渡し、おみくじは次女が自分でひきました。

第十七番、小吉でした。
「願いはかなうでしょう。」
「人の役に立つことをしましょう。」

まさに、年賀状に書いた文句と同じでした。
「ひとの役にたつ…」
でした。

すこしでも、そのようになるようがんばります。


周りの人たちに笑顔が多くなれば、自然と自分も幸せな気分になれる。



昨年末まで、障がい者制度改革のことをトップページにしてまとめ書き込みをしていましたが、今年はその都度書き込みをすることにします。


「日頃の出来事と考えていることを気ままに、思いつくままに」書き込むことにします。


今年もよろしくお願いいたします。

内閣府「障がい者制度改革推進会議」及び厚生労働省「総合福祉部会」のサイトをトップ画面にしました。


現在、内閣府主催で「障がい者制度改革推進会議」が開催されています。


この会議では、この夏までに新しくできようとしている障がい者総合福祉法(仮称)の「基本方針」を取りまとめることにしています。

併せて、厚生労働省主管の「総合福祉部会」の関連記事も以下に記載しています。


このページをこの夏までということにしていましたが、1年後の12月末までに延期しました


トップページには開催日時などの情報を掲載していますが、追加、追加で掲載していますので、次のページに行くまでに時間がかかってしまいます。
あしからず。
懲りずに、読みきってくださいね。



このサイトではそれまでの間「トップ画面」にすることにしました。
なお、最新情報は次のページ ↓ に随時掲載しています。


内閣府障がい者制度改革推進会議」のサイト
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/kaikaku.html#kaigi
(このサイトでは、事前に「一般傍聴者の募集」や「配布資料」の掲載、「動画配信」、そして「議事録」掲載をしています)

このサイトには議事録のほかに「議事要録」の掲載もされています。
4時間という会議の大量の議事録を読むのは大変ですが、議事要録でも会議での議論の概要は分かると思います。


この会議の今後の開催予定は、

第4回3月1日(月): 障がい者雇用、差別禁止、虐待防止

第5回3月19日(金): 障害の表記、教育、政治参加
            「総合福祉部会は遅くとも次回には確定したい」とのことです。

第6回3月30日(火): 障がい児、医療、難病、司法手続き
            「総合福祉部会は遅くとも次回には必ず確定したい」とのことです。

第7回4月12日(月): 交通アクセス・建物の利用、情報へのアクセス、所得保障、障害者施策の予算確保に向けた課題、その他

第8回4月19日(月): 団体ヒアリング、その他

 団体ヒアリング予定障がい者団体
  内閣府、推進会議に要望があるなかで、総合福祉部会に選ばれていない団体を中心にヒアリングをするようです。
 
  日本自閉症協会
  全国知的障害者施設家族会連合会
  難病をもつ人の地域自立生活を確立する会
  全国福祉保育労働組合
  障害のある子どもの放課後保障全国連絡会
  全国遷延性意識障害者・家族の会
  全国肢体障害者団体連絡協議会
  障害者差別禁止法(JDA)を実現する全国ネットワーク
  「障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動」実行委員会
  年金制度の国籍条項を完全撤廃させる全国連絡会、在日無年金問題関東ネットワーク、学生無年金障害者訴訟全国連絡会
  全国引きこもりKHJ親の会(家族会連合会)
  尼崎市内障害者関連団体連絡会


第9回4月26日(月): 省庁ヒヤリング(文科省・教育=団体ヒアリングも、法務省・司法アクセス、総務省・政治参加)

第10回5月10日(月): 省庁ヒアリング(厚生労働省総務省・情報アクセス、国土交通省 
障がい者の暮らしの場である「グループホーム、ケアホーム」に関して、総務省(消防法)、国土交通省建築基準法)からの説明はどのようなものになるのでしょう?
福島瑞穂内閣府特命大臣が構成員の質問に答えた厚生労働省の担当者に「ここは障害者制度の改革を推進する場。現状説明ではなく、パラダイム転換に必要な議論をしてもらいたい」と苦言を呈しました。


第11回5月17日(月): 省庁ヒアリング(外務省)
           議事:
            ・省庁ヒアリング=外務省
            ・今後の取組みについて(内閣府
            ・その他


第12回5月24日(月):(総合討議)
           議事:
            ・第一次意見取りまとめに向けた推進会議の問題意識の確認
            ・その他


第13回5月31日(月):(第一次意見の取りまとめ)
           議事:
            ・意見交換
              内閣府地域主権戦略室
            ・第一次意見の取りまとめについて
            ・その他


第14回6月7日(月):(第一次意見の取りまとめ)
           議事:
            ・第一次意見取りまとめ
            ・その他


第15回6月28日(月): 13:00〜16:00
          議題:
           (1)第一次意見に関する結果報告
           (2)今後、推進会議が検討すべき議題とスケジュールについて
           (3)その他


第16回7月12日(月): 13:00〜17:00
              障害者基本法改正につながる議論
          議題:
           (1)司法手続
           (2)虐待防止
           (3)障害のある児童への支援
           (4)障害のある女性
           (5)その他
             (一部テーマについては有識者ヒアリングの実施を含め調整中)


第17回7月26日(月):13:00〜17:00
             文科省、教育関係団体ヒヤリング
          議題:
           (1)意見交換等
             ・文部科学省
             ・教育関係団体
          

第18回8月9日(月):13:00〜17:00
          議題:
           (1)今後の推進会議の進め方等
           (2)その他


第19回9月6日(月)13:00〜17:00
          議題:障害者基本法改正事項
  (1)障害者基本法の改正について
           (2)合同の作業チームについて
           (3)その他


第4回(H22.3.1開催)「議事録」と「議事要録」がupされました。


第6回(H22.3.30開催)まで「議事要録」がupされました。



第20回9月27日(月)13:00〜17:00
         議題:(1)障害者基本法の改正について
              (住宅、文化・スポーツ、障害の予防、ユニバーサルデザインに係る関係省庁からのヒアリング)
            (2)その他


第21回10月12日(火)13:00〜17:00 
        議題:(1)障害者基本法の改正について
               (総則・推進体制について)
            (2)その他


第22回10月27日(水)13:00〜17:00
        議題:(1)障害者基本法の改正について
              (総則・推進体制について)
           (2)その他


第23回11月1日(月)13:00〜17:00
        議題:(1)障害者基本法の改正について
           (2)その他


第24回11月8日(月)13:00〜17:00
        議題:(1)障害者基本法の改正について
            (2)その他



第25回11月15日(月)13:00〜17:00
        議題:(1)障害者基本法の改正について
            (2)その他



第26回11月22日(月)13:00〜15:30
      場所:合同庁舎第4号館 2階 220会議室
        議題:(1)障害者基本法の改正について
            (2)その他


第27回12月6日(月)13:00〜17:00
      場所:合同庁舎第4号館 2階 220会議室
        議題:(1)障害者基本法の改正について
            (2)その他



第28回12月13日(月)13:00〜17:00
      場所:合同庁舎第4号館 2階 220会議室
        議題:(1)障害者基本法の改正について
            (2)その他



第29回12月17日(金)13:00〜19:00(中断16:30〜18:00)
      場所:合同庁舎第4号館 2階 220会議室
        議題:(1)障害者基本法の改正について
            (2)その他



障がい者制度改革のための「第二次意見」が下記サイトに掲載されました。
「概要版」と「ルビつき」もあります。



第30回平成23年2月14日(月)13:00〜17:00
             場所:合同庁舎第4号館 2階 220会議室
             議題:
              (1)障害者基本法の改正について
              (2)その他



第31回平成23年2月28日(月)13:00〜17:00
※開催日が2月28日(月)から3月7日(月)に変更になっています

第31回平成23年3月7日(月) 13:00〜17:00
             場所:合同庁舎第4号館 2階 220会議室
             議題:
              (1)障害者基本法の改正について
              (2)その他

※開催日が7日(月)から14日(月)に再変更になりました。
※既に、障がい者制度改革推進会議(第31回)にお申し込みの方は、14日開催の会議への傍聴申し込みと読み替えて対応させていただきますので、改めてお申込みいただく必要はないとのことです。

※3月11日(金)に発生した「東北地方太平洋沖地震」のため、3月14日(月)の推進会議は取り止めることになったと思います。
ただ、サイトには掲載されていません。

延期となっていた障がい者制度改革推進会議は4月18日(月)に予定されています。


第31回平成23年4月18日(月) 13:00〜17:00
             場所:合同庁舎第4号館 2階 220会議室
             議題:
              (1)障害者基本法の改正について
              (2)その他



第32回平成23年5月23日(月) 13:00〜17:00
             場所:合同庁舎第4号館 2階 220会議室
             議題:
              (1)東日本大震災への対応について
                 (災害と障がい者について)
              (2)その他



第33回平成23年6月27日(月) 13:00〜17:00
             場所:合同庁舎第4号館 2階 220会議室
             議題:
              (1)合同作業チーム報告について
              (2)その他



第34回平成23年8月8日(月) 13:00〜17:00
             場所:合同庁舎第4号館 2階 220会議室
             議題:
              (1)7月26日第16回障がい者制度改革推進会議総合福祉部会に提出された「部会報告取りまとめ素案」について
              (2)その他



第35回平成23年9月26日(月) 13:00〜17:00
場所:合同庁舎第4号館 2階 220会議室
             議題:
              (1)「障がい者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言」について
              (2)その他


※この日「骨格提言」が障がい者制度改革推進会議の蓮舫副本部長に手渡されました。
 今後は、厚労省が「提言をベースに」(東俊裕・推進会議担当室長)法案を策定し、来年の通常国会での成立を目指すとのことですが、これらの「障がい者の声」が厚労省と国会に届くように取り組む重要な時期になります。



第36回平成23年10月24日(月) 13:00〜17:00
              場所:中央合同庁舎第4号館共用220会議室
              議題:
               (1)現行の障害者基本計画について
               (2)その他


障がい者制度改革推進会議のサイト
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/kaikaku.html#kaigi




今後の開催予定
            



第37回平成23年11月21日(月) 13:00〜17:00




(今後の開催予定)

10月以降は第2、第4の月曜日(月2回開催予定)を基本としているが、日程調整の結果、
10月12日(火)=休み明け、27日(水)に開催予定。時間は13時〜17時となっています。
11月は1日(月)、8日(月)、15日(月)、22日(月)、これでは毎週の開催、しかも4回連続の開催となっています。
12月は6日(月)、13日(月)=障害者権利条約採択4周年、17日:予備日

2011年3月11日に発生した東日本大震災の関係でスケジュールが未定になっています。


また、今後障がい者団体や6省庁からのヒヤリングも検討されていますが、このようなことを考えると第3月曜日も開催されるようです。



障がい者制度改革推進会議「差別禁止部会


差別禁止部会では、障がいを理由とする差別の禁止に関する法制の制定に向けた検討を行います。


設置根拠:
平成22年11月1日障がい者制度改革推進会議決定
障がい者制度改革推進会議差別禁止部会の開催について



第1回差別禁止部会 11月22日(月) 16:00〜17:15
                  場所:合同庁舎第4号館 2階 220会議室
                  議題:(1)差別禁止部会の運営等について
                     (2)その他



第2回差別禁止部会  平成23年1月31日(月)13:00〜17:00
                    場所:合同庁舎第4号館 2階 220会議室
                    議題:
                     (1)差別禁止に関する諸外国の法制度について(ヒアリング)
                     (2)その他



第3回差別禁止部会  平成23年3月14日(月)13:00〜17:00(予定)

※3月11日(金)に発生した「東北地方太平洋沖地震」のため、3月14日(月)開催予定の差別禁止部会は取り止めることになったと思います。
ただ、サイトには掲載されていません。

延期となっていた差別禁止部会は4月8日(金)に予定されています。


第3回差別禁止部会  平成23年4月8日(金)13:00〜17:00
                    場所:合同庁舎第4号館 2階 220会議室
                    議題:
                     (1)差別禁止に関する諸外国の法制度について(ヒアリング)
                       ・アメリカの障害者差別禁止法制
                       ・ドイツの障害者差別禁止法制
                     (2)その他


第4回差別禁止部会  平成23年5月13日(金)14:00〜18:00
                    場所:合同庁舎第4号館 2階 220会議室
                    議題:
                     (1)差別禁止に関する諸外国の法制度について(ヒアリング)
                     (2)その他


第5回差別禁止部会  平成23年6月10日(金)14:00〜18:00
                    場所:合同庁舎第4号館 2階 220会議室
                    議題:
                     (1)差別禁止に関する諸外国の法制度について(ヒアリング)
                     (2)差別禁止法制の必要性等の論点について
                     (3)その他


第6回差別禁止部会  平成23年7月8日(金)14:00〜18:00
                    場所:合同庁舎第4号館 2階 220会議室
                    議題:
                     (1)直接差別・間接差別について
                     (2)間接差別について(ヒアリング)
                     (3)その他



○ 平成23年度年度以降、月に1回程度開催


第4回差別禁止部会  平成23年4月4日(月)13:00〜17:00(予定)


障がい者制度改革推進会議のサイト
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/kaikaku.html#kaigi
(推進会議の下部に「差別禁止部会」のコーナーが設置されています)



厚生労働省総合福祉部会」のサイト

http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/sougoufukusi/index.html


※この総合福祉部会へも、内閣府主催で開催されている推進会議(親会議)と同じように広く一般国民から「意見募集」をするような取り扱いにすべきであると考えます。厚生労働省の主管部門はご検討ください。


構成員名簿(案)を「ウオッチング障がい者制度改革推進会議」(JD:日本障害者協議会)からリンクします。
http://www.nginet.or.jp/jdict/100412_7th/sougoufukushibukai010412.pdf


「総合福祉部会」開催予定


第1回の会議は4月27日(火):13:00〜17:00  
               場所:厚生労働省の低層棟2階講堂
               議事:                
                部会の運営等について
                障がい者総合福祉法(仮称)制定までの間において当面必要な対策について

※次回会合は5月18日に開催され、委員からのヒアリングをすべて終える予定。5月末までに緊急対策案をまとめて6月の会合で検討、早ければ7月から来年度予算案に盛り込める案件の詳細を詰める方針

第2回目は5月18日(火):13:00〜17:00  
           場所:厚生労働省の低層棟2階講堂
              議事:                
                障がい者総合福祉法(仮称)制定までの間において当面必要な対策について
                その他

第3回目は6月1日(火):13:00〜16:00
          場所: 三田共用会議所 講堂(東京都港区三田2丁目1−8)
          議題:
           (1)障がい者総合福祉法(仮称)制定までの間において当面必要な対策について(整理)
           (2)その他


第4回6月22日(火):13:00〜17:00
         場所:厚生労働省低層棟2階講堂
         議題:
          (1)障がい者総合福祉法(仮称)制定に向けた論点整理


第5回7月27日(火):13:00〜17:00
         場所:厚生労働省低層棟2階講堂
         議題:
          (1)「障害者総合福祉法(仮称)」の論点について
            A 法の理念・目的・範囲
            B 障害の範囲
            C 「選択と決定」(支給決定)
          (2)その他


第6回8月31日(火):13:00〜17:30
         場所:厚生労働省低層棟2階講堂
         議題:
          (1)「障害者総合福祉法(仮称)」の論点について
            D 支援(サービス)体系
            E 地域移行
            F 地域生活の資源整備
          (2)その他


第7回9月21日(火):13:00〜17:00
         場所:厚生労働省低層棟2階講堂
         議題:
          (1)「障害者総合福祉法(仮称)」の論点について
            G 利用者負担
            H 報酬や人材確保等
            I その他
          (2)その他


第8回10月26日(火):13:00〜13:45
         場所:厚生労働省低層棟2階講堂
         議題:        
          (1)報告事項
            ・部会作業チーム・合同作業チームについて
            ・全国障害児・者実態調査(仮称)について
          (2)その他


第9回11月19日(金):13:00〜13:45  
         場所:厚生労働省低層棟2階講堂
         議題:        
          (1)報告事項
            ・部会作業チーム・合同作業チームについて
          (2)その他



第10回12月7日(火):13:00〜17:00
         場所:厚生労働省低層棟2階講堂
         議題:        
          (1)報告事項
            ・部会作業チーム・合同作業チームについて
          (2)その他



第11回1月25日(火):13:00〜17:00(全体会のみ)
         場所:厚生労働省低層棟2階講堂



第12回2月15日(火):13:00〜17:00
         場所:厚生労働省低層棟2階講堂



第13回3月15日(火):13:00〜17:00
         場所:厚生労働省低層棟2階講堂

※3月11日(金)に発生した「東北地方太平洋沖地震」の被害の規模に鑑み、3月15日(火)の総合福祉部会は取り止めることになりました。
今後の会議日程等については、後日連絡するとのことです。

延期となっていた総合福祉部会は4月26日(火)に予定されています。


第13回4月26日(火):13:00〜13:30
         場所:厚生労働省低層棟2階講堂
         議題:        
          (1)報告事項
             ・部会作業チーム・合同作業チームの検討について)
          (2)その他



第14回5月31日(火):13:00〜17:00
         場所:厚生労働省低層棟2階講堂



第15回6月23日(木):13:00〜17:00
         場所:厚生労働省低層棟2階講堂



第16回 7月26日(火)13:00〜17:00
         場所:厚生労働省低層棟2階講堂
         議題:        
          (1)総合福祉部会報告書の提示について
          (2)障がい者総合福祉法骨格提言素案の報告と議論
          (3)その他



第17回 8月9日(火)13:00〜17:00
         場所:厚生労働省低層棟2階講堂
         議題:        
          (1)部会報告取りまとめ案の討議?
          (2)その他



第18回 8月30日(火)13:00〜18:00
         場所:厚生労働省低層棟2階講堂
         議題:        
          (1)部会報告取りまとめ案の討議?
          (2)その他



厚労省総合福祉部会」のサイト
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/sougoufukusi/index.html




8月30日開催での障がい者総合福祉法の骨格提言の取りまとめに向けて、いよいよ大詰めの段階にきています。




今後の開催日時については、逐次掲載していきます。



8月30日開催の第18回総合福祉部会で内閣府の東俊裕・推進会議担当室長は、委員が今後も部会を開くよう求めている点について、「フォローアップ的な会合を開きたいが、(障害者総合福祉法案を策定する)厚労省と打ち合せをしないといけない」と述べ、次回会合の開催を検討していることを報告しました。





なお、知的障がいのある当事者は小田島さん(ピープルファースト東久留米代表)と奈良崎さん(全日本手をつなぐ育成会「ステージ」編集委員)の二人が構成員になっています。



障がい者制度改革推進会議のサイトでは「障害者制度に関する意見募集」をしており、寄せられた意見は、今後の障害者制度改革の取組の参考にするとしています。
さらには、障がい者制度改革推進会議等において公表させていただく場合があるとしています。
(このサイトでの積極的な取り組みも必要であると考えます)
意見募集サイト
https://form.cao.go.jp/shougai/opinion-0002.html

この会議の設置根拠は「障がい者制度改革推進本部長決定」です。
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/pdf/kettei_091215.pdf

政府は12月15日、「障がい者制度改革推進本部」(本部長=鳩山由紀夫首相)の初会合を開いた。障害者施策の推進に向け、下部組織として「障がい者制度改革推進会議」を設置し、意見を求めることになりました。

なお、内閣府は1月12日、「障がい者制度改革推進会議」の初会合を開きました。同会議は昨年12月に鳩山由紀夫首相を本部長として設置された「障がい者制度改革推進本部」の下部組織で、障害の当事者や有識者らで構成されており、障害者基本法の抜本的な改正や「障がい者総合福祉法」(仮称)の制定などに向けて議論を進め、今夏をめどに基本方針を取りまとめることにしています。

また、日本障害者協議会(JD)では「ウオッチング障がい者制度改革推進会議」のサイトを立ち上げ、会議開催情報を積極的に配信しています。
ウオッチング障がい者制度改革推進会議サイト

http://www.nginet.or.jp/jdict/watch.html

◇「障害の表記」について
障害の表記については民主党政権では「障がい」という表記がされています。
いままでも、この議論はなかったわけではありませんが、推進会議でも東内閣府参与が提示した論点(たたき台)にもありますので、いろいろな議論になると思います。


「障害」の表記については障がい者制度改革推進会議でも議論されましたが、下記のハートネットボイスは一般の方々からの意見も掲載されていますので、一般市民がどのように受け止めているのか、そのように考えているのか、参考になるのではないかと思います。


NHKの「福祉ネットワーク」でもその話題が取り上げられていますので、参考までにそのサイトをリンクします。


◆ハートネットボイス「どう考える?“障がい者
https://cgi2.nhk.or.jp/heart-net/voice/bbs/form2.cgi?cid=12&pid=2877



「障害」の表記についての意見募集
https://form.cao.go.jp/shougai/opinion-0004.html


内閣府のサイトから引用します。

障がい者制度改革推進会議の第一次意見を踏まえ、推進会議の下に設けられた「障害」の表記に関する作業チームでは、「障害」の表記についてどのような表記とすべきか検討を始めているところですが、今後の議論の参考とさせていただくため、「障害」の表記について国民の皆様から広くご意見を募集いたします。

なお、意見募集期間は9月30日までです。



「障害」から障碍へ変更せず…表記一本化が難航
 「障害」の表記の見直しを検討していた政府の「障がい者制度改革推進会議」は22日、「障碍(しょうがい)」などへの変更は当面行わないことを決めた。
この結果、今月中にも内閣告示される改定常用漢字表には、「碍」が含まれないことが確実となった。

2010年11月23日18時12分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101122-OYT1T01008.htm


「第36回障がい者制度改革推進会議」が開催されました。


一昨日の月曜日、内閣府主催で「第36回障がい者制度改革推進会議」が開催されました。


平成23年10月24日(月)13:00〜17:00 中央合同庁舎第4号館共用220会議室


 (開会)
  ○議事
   (1)現行の障害者基本計画について
   (2)その他
 (閉会)


【資料一覧】
  資料1 障害者基本計画(平成14年12月24日閣議決定
  資料2 障害者基本計画の枠組み
  資料3 重点施策実施5か年計画(平成19年12月25日障害者施策推進本部決定)
  資料4 重点施策実施5か年計画(平成20〜24年度)(平成19年12月25日障害者施策推進本部決定)の構成
  資料5 重点施策実施5か年計画(平成19年12月25日)において数値目標が設定された主な事項の進ちょく状況
 
 委員提出資料
  参考資料1−1 障害者基本法の一部を改正する法律【概要】
  参考資料1−2 障害者基本法 見出し一覧


 障がい者制度改革推進会議のサイト(内閣府
 http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/kaikaku.html#kaigi36



この日は、この8月に公布された改正障害者基本法に基づく障害者基本計画に関連した議論がされました。
旧法障害者基本法に基づく障害者基本計画は2012年までの10年を実施期間としています。
この計画の大項目としては、・基本的な方針、・重点的に取り組むべき課題、・分野別施策の基本的方向、・推進体制など―で構成されており、このうち分野ごとの施策としては、・生活支援、・生活環境、・教育・育成、・保健・医療―など8項目を挙げています。



この日の様子をCBニュースが伝えています。

新たな障害者基本計画めぐり議論- 障がい者制度改革推進会議
 内閣府の「障がい者制度改革推進会議」は10月24日の会合で、障害者施策の基本的方向性を定める「障害者基本計画」を新たに策定するに当たって、盛り込むべき項目をめぐり議論した。

 現行の障害者基本計画は、2003年度から12年度までの10年間を実施期間とするもので、02年12月に閣議決定されたもの。

 この日の会合では、現行の計画を基に、新計画に盛り込むべき項目を出し合った。

( 2011年10月24日 21:16 キャリアブレイン )
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/35811.html

*1


現行の障害者基本計画に続く2013年度以降の新計画については、来年内閣府に設置される「障害者政策委員会」が詳細を検討するとされており、同委員会は、今年7月に成立した改正障害者基本法に規定された組織で、計画策定に当たっての審議、政府への意見具申、計画の実施状況の監視などを担うとされています。


改正障害者基本法の概要版は次のサイトにアクセスしてみてください。
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kihonhou/kaisei2.html
新旧対照表もあります。



なお、障がい者福祉分野ではこの計画ほかに、障害者自立支援法に基づく「障害福祉計画」があります。
この第3期障害福祉計画は、2011年度までとなっており、各自治体及び各市町村はそれ以降の計画策定のために障がい者団体などからヒアリングを実施している状況です。
それをうけ、計画案を提示し、パブリックコメント(意見募集)をしたのち、新年度から実施されるものです。

わたしの住んでいる市には、先日実施されたヒアリングでこの計画には昨年末に施行されたいわゆる「つなぎ法(行政はいわゆる「整備法」といっている)」による部分も考慮して数値目標のほか新しい項目も盛り込むべきであると意見を述べています。

*1:CBニュースから引用させていただきました。

「第35回障がい者制度改革推進会議」が開催されました。

一昨日の26日月曜日に第35回障がい者制度改革推進会議が開催されました。


 平成23年9月26日(月)13:00〜17:00
           開催場所:中央合同庁舎第4号館共用220会議室

【次第】
 (開会)
  ○議事
   1.「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言」について
   2.その他
(閉会)


【資料一覧】
  資料1 障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言
   ?.障害者総合福祉法の骨格提言
   ?.障害者総合福祉法の制定と実施への道程
   ?.関連する他の法律や分野との関係
  資料2 障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言(概要)

 委員提出資料
  大濱眞委員
  松井亮輔委員
 
 追加資料 委員追加提出資料
  長瀬修委員 (PDF形式:162KB)


冒頭、東室長は「骨格提言は総合福祉部会に検討を依頼していたもので、18回の会合で8月30日にまとめられた。構成員55名によってまとめた骨格提言を重みを受け止め、報告を受け議論したい」と述べられました。

先月末の総合福祉部会において、全会一致で了承された「骨格提言」がチームリーダーによって報告された後、委員での議論がありました。

そして、17時半過ぎに、蓮訪内閣府特命担当大臣(推進会議・副本部長)に「骨格提言」が手渡されました。

内閣府 共生社会政策担当  http://www8.cao.go.jp/souki/people.html
 政務三役
  蓮舫内閣府特命担当大臣障がい者制度改革推進会議・副本部長)
  中塚一宏内閣府副大臣
  園田康博内閣府政務官




この日の様子をCBニュースが伝えています。

障がい者制度改革会議、新法への提言を了承- 蓮舫担当相に提出
 内閣府の「障がい者制度改革推進会議」(議長=小川榮一・日本障害フォーラム代表)は9月26日の会合で、障害者自立支援法に代わる新法に関する提言について、下部組織の総合福祉部会から説明を受け、了承した。了承された提言は、推進会議の藤井克徳議長代理(日本障害フォーラム幹事会議長)が、障がい者制度改革推進本部の副本部長を務める蓮舫内閣府特命担当相に手渡した。


「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言」を受け取りあいさつする蓮舫内閣府特命担当相(9月26日、内閣府


 提言を受け取った蓮舫担当相は、「当事者、関係者、ご専門の皆様方の本音が詰まっていることも含めて、わたしから小宮山(厚生労働)大臣にはお話をさせていただこうと思っている」と述べた。
 今後は、厚労省が「提言をベースに」(東俊裕・推進会議担当室長)法案を策定し、来年の通常国会での成立を目指す。
( 2011年09月26日 22:32 キャリアブレイン )
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/35614.html

*1

配布資料の「資料1」が骨格提言となります(分割掲載)が、骨格提言の「はじめに」に書かれている内容を噛み締めながら各分野にわたって議論され、全会一致で了承された内容を吟味したいと思っています。


twitterでつぶやかせてもらいました。
「骨格提言」を手渡したつぶやきと「はじめに」に関するつぶやきです。
・2011年9月26日開催の障がい者制度改革推進会議において、総合福祉部会から障がい者総合福祉法の「骨格提言」が手渡されました。「私たち抜きに私たちのことを決めないで!」を基本の言葉としてより良い法案ができるよう強く要望します。
・「障がい者総合福祉法の骨格提言の基礎となった2つの指針は、2006年に国連が採択した「障害者権利条約」と2010年1月に国(厚生労働省)と障害者自立支援法訴訟原告らとの間で結ばれた「基本合意文書」だ。骨格をまとめるに際し基本的な方向を指し示すなど重要な役割を果たした。」



それから、資料2の「骨格提言の概要」がコンパクトにまとめられていて、気に入っています。


なお、次回以降の開催日は、次回が10月24日(月)、次々回は11月21日(月)となっています。

*1:CBニュースから引用させていただきました。

障がい者制度改革推進会議「第18回総合福祉部会」が開催されました。

8月30日(火)に厚生労働省主管で障がい者制度改革推進会議「第18回総合福祉部会」が開催されました。
いつものことですが、このブログの更新がたいへん遅くなってしまいました。


2009年12月から開催された障がい者制度改革推進会議の下部組織として、障害者自立支援法が廃止されることに伴って2010年4月から「総合福祉部会」での議論が開始しされ、1年半の間に17回の議論を重ねた結果が「障がい者総合福祉法素案」(骨格提言案)としてまとめられました。
この日は、骨格提言案の最後の討議の場として白熱した議論の末、部会構成員55名が全会一致で了承されました。



 平成23年8月30日(火)13:00〜18:00(予定を1時間オーバーして議論された)
         開催場所:厚生労働省 低層棟2階講堂

 1.開会
 2.議事
    (1)部会報告取りまとめ案の討議Ⅲ
    (2)その他
 3.閉会


[配布資料]
   資料1 「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言(案)」=見え消し部分を削除したもの
      目次
      はじめに
      Ⅰ.障害者総合福祉法の骨格提言
       1.法の理念・目的・範囲
       2.障害(者)の範囲
       3.選択と決定(支給決定)
       4.支援(サービス)体系
       5.地域移行
       6.地域生活の資源整備
       7.利用者負担
       8.相談支援
       9.権利擁護
       10.報酬と人材確保
      Ⅱ.障害者総合福祉法の制定と実施への道程
       1.障害者自立支援法の事業体系への移行問題
       2.障害者総合福祉法の制定及び実施までに行うべき課題
       3.障害者総合福祉法の円滑な実施
       4.財政のあり方
        (1)障害福祉予算
        (2)支援ガイドラインに基づく協議調整による支給決定の実現可能性
        (3)長時間介助などの地域生活支援のための財源措置
      Ⅲ.関連する他の法律や分野の関係
      1.医療
    2.障害児
     3.労働と雇用
    4.その他
      おわりに
      添付資料 (委員名簿等)

   資料2 「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言(案)」=見え消し(原案を残して加除訂正をしたもの)での資料
      目次
      はじめに
      Ⅰ.障害者総合福祉法の骨格提言
       1.法の理念・目的・範囲
       2.障害(者)の範囲
       3.選択と決定(支給決定)
       4.支援(サービス)体系
       5.地域移行
       6.地域生活の資源整備
       7.利用者負担
       8.相談支援
       9.権利擁護
       10.報酬と人材確保
      Ⅱ.障害者総合福祉法の制定と実施への道程
       1.障害者自立支援法の事業体系への移行問題
       2.障害者総合福祉法の制定及び実施までに行うべき課題
       3.障害者総合福祉法の円滑な実施
       4.財政のあり方
        (1)障害福祉予算
        (2)支援ガイドラインに基づく協議調整による支給決定の実現可能性
        (3)長時間介助などの地域生活支援のための財源措置
      Ⅲ.関連する他の法律や分野の関係
1.医療
2.障害児
  3.労働と雇用
  4.その他
      おわりに
      添付資料 (委員名簿等)


   資料3 「障害者総合福祉法(仮称)骨格提言素案」に対する追加意見等
 
   参考資料1 氏田委員提出資料(その1)
   
   参考資料2 氏田委員提出資料(その2)
 
   参考資料3 近藤委員提出資料
 
   参考資料4 東川委員提出資料
 
  当日配布資料 (駒村委員)「障害者総合福祉法(仮称)骨格提言素案」に対する意見


詳しくは、厚生労働省の「総合福祉部会」のサイトをご参照ください。(いつものようにYouTubeでの配信です)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/sougoufukusi/

「第18回総合福祉部会」へダイレクトリンクです。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/sougoufukusi/2011/08/0830-1.html



資料2は、事務局提案に対して構成員からの意見を踏まえての見え消しの方法により原案を残しているものであるので、どのように訂正されているかわかります。
資料1は、その加除訂正されたものを削除して骨格提言案としています。

この日の会議では、佐藤部会長から「改革のスタンスは維持しつつ、多面的に現実的に修正した」と大きな変更点が述べられ、「資料2」により部会三役から説明がされています。



この日の様子をWeb新聞でも報道しています。

高所得者除き無料化=障害者新法で政府の推進会議が提言
 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201108/2011083000926
 時事ドットコム(2011/08/30-21:43)

障害者福祉サービス、原則無料に 総合福祉法の素案
 http://www.asahi.com/national/update/0830/TKY201108300560.html
 asahicom(朝日新聞社)2011年8月30日21時54分

障害者総合福祉法案:内閣府部会、予算倍増を提言 2兆円必要、法案化は不透明
 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110831ddm002010063000c.html
 毎日新聞 2011年8月31日 東京朝刊



そして、いつものように当然ながらCBニュースでもその様子を伝えています。

障害者新法の提言案を了承 - 総合福祉部会 
 内閣府の「障がい者制度改革推進会議」の総合福祉部会(部会長=佐藤久夫・日本社会事業大教授)は8月30日、障害者自立支援法に代わる新法「障害者総合福祉法」(仮称)に関する提言案を了承した。

 了承されたのは、これまでの会合で検討された「障害者総合福祉法(仮称)骨格提言素案」を部会長らが修正した「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言―新法の制定を目指して―」。

介護保険は「選択・併用」から「従来支援の継続」に

難病などの検討会設置を提案

提言取りまとめ後も会合開催を検討
 この日の会合で内閣府の東俊裕・推進会議担当室長は、委員が今後も部会を開くよう求めている点について、「フォローアップ的な会合を開きたいが、(障害者総合福祉法案を策定する)厚労省と打ち合せをしないといけない」と述べ、次回会合の開催を検討していることを報告した。
( 2011年08月30日 22:22 キャリアブレイン )
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/35386.html

*1


私個人的にはこのブログよりも先にtwitterで2つほど感想をつぶやきました。

8/31 21:53
昨日開催された総合福祉部会に「セルプ協」から意見書(参考資料3)が提出されています。その意見は骨格提言案に反映されているのだろうか。その意見の中に「一般就労ではない就労の場は総合福祉法に位置づけること」という意見がある。まったく同意です。福祉的就労という言葉に久しぶりに出会った。

9/1 00:54
昨日開催された第18回総合福祉部会の配布資料にある参考資料1は自閉症者の「生きづらさ」が書かれており、「支援付き意思決定」の制度つくり、そして参考資料2では日本自閉症協会から「自閉症総合援助センターの創設」などの意見が掲載されている。 骨格提言素案にはいかに反映されたのだろうか。

twilog twitter ID nasubi366 http://twilog.org/nasubi366

twitter ID nasubi366 http://twitter.com/nasubi366

*1:CBニュースから引用させていただきました。

障がい者制度改革推進会議「第17回総合福祉部会」が開催されました。

昨日に続いて、一足いや二足遅いブログの更新です。

8月9日(火)、障がい者制度改革推進会議「第17回総合福祉部会」が開催されました。
新しく制定される「障がい者総合福祉法(仮称)」の骨格提言案の議論がなされました。



 平成23年8月9日(火)13:00〜17:00
         開催場所:厚生労働省 低層棟2階講堂

 次第
  1.開会
  2.議事
     (1)部会報告取りまとめ案の討議II
     (2)その他
  3.閉会


[配布資料]
  資料1 「障害者総合福祉法(仮称)骨格提言素案」(平成23年8月9日追加提案)
   目次 (PDF [128KB])
   はじめに (PDF [212KB])
   I.総合福祉法(仮称)の骨格提言
     法の理念、目的、範囲 (PDF [293KB])
   II.新法制定と実現への道程
     旧法から自立支援法の事業体系への移行について
     障害者総合福祉法と基金事業について
     新法準備に当たってのその他の課題
     (PDF [186KB])
     財政のあり方
     (1)障害福祉への支出をOECDの平均水準以上に (PDF [82KB])
     (2)個別ニーズ評価自治体の財政分析結果(現在、検討中の項目)
     (3)長時間介護などの地域生活支援のための財源措置
       (PDF [183KB])
   III.関連する他の法律や分野との関係
     医療 (PDF [209KB])
     障害児 (PDF [183KB])
     労働と雇用 (PDF [208KB])
     その他 (PDF [165KB])
   おわりに (PDF [93KB])

  資料1-2「II-4-(2)支援ガイドラインに基づく協議調整による支給決定の実現可能性について」 (PDF [136KB])
  資料2 「障害者総合福祉法(仮称)骨格提言素案」(平成23年8月9日追加提案)に対する追加・修正・削除等意見 (PDF [661KB])
  資料3 「障害者総合福祉法(仮称)骨格提言素案」(平成23年7月26日提案)修正版(見え消し)
   目次 (PDF [113KB])
   障害(者)の範囲 (PDF [171KB])
   選択と決定(支給決定) (PDF [232KB])
   相談支援 (PDF [256KB])
   権利擁護 (PDF [177KB])
   支援(サービス)体系 (PDF [793KB])
   利用者負担 (PDF [297KB])
   報酬と人材確保 (PDF [243KB])
   地域生活の資源整備 (PDF [221KB])
   地域移行 (PDF [240KB])
  資料4 「障害者総合福祉法(仮称)骨格提言素案」(平成23年7月26日提案)修正版
   目次 (PDF [113KB])
   障害(者)の範囲 (PDF [157KB])
   選択と決定(支給決定) (PDF [211KB])
   相談支援 (PDF [244KB])
   権利擁護 (PDF [153KB])
   支援(サービス)体系 (PDF [774KB])
   利用者負担 (PDF [286KB])
   報酬と人材確保 (PDF [237KB])
   地域生活の資源整備 (PDF [208KB])
   地域移行 (PDF [202KB])
  資料5 「障害者総合福祉法(仮称)骨格提言素案」(平成23年7月26日提案)に対する追加・修正・削除等意見 (PDF [754KB])
 
  参考資料1 小澤委員提出資料 (PDF [188KB])
  参考資料2 広田委員提出資料(その1) (PDF [312KB])
  参考資料3 広田委員提出資料(その2) (PDF [192KB])
  参考資料4 大久保委員提出資料 (PDF [313KB])
  参考資料5 東川委員提出資料 (PDF [117KB])


今回の配布資料も数多くのものがありますが、前回の開催時(7/26)に提案されたものと8月9日開催時に提案されたもの、そして7月26日開催時に提案されたものに対する修正案の資料が掲載されています。

時に、資料3は7月26日開催時提案され、その後修正が加えられたもので、全体がわかるものです。
「見え消し」により修正されていますので、修正前の案文からどのように修正されたかもわかるものです。


詳細資料は「第17回総合福祉部会」のサイトに掲載されていますので、しっかりと読み込んでみてください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/sougoufukusi/2011/08/0809-1.html

同様に「動画配信(YouTube)」も掲載されています。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/sougoufukusi/


この日の様子をCBニュースが伝えています。

骨格提言素案、介護保険障害福祉の選択可- 障害者新法で総合福祉部会 
 内閣府の「障がい者制度改革推進会議」の総合福祉部会(部会長=佐藤久夫・日本社会事業大教授)の第17回会合が8月9日に開かれ、障害者自立支援法に代わる新法「障害者総合福祉法」(仮称)に関する骨格提言の素案の一部が示された。素案では、障害福祉サービスの利用者が介護保険サービスの対象となった場合に、どちらのサービスを利用するか選べるようにすべきとしている。8月末の次回会合には骨格提言の取りまとめを終え、上部組織の推進会議に報告する予定だ。

 骨格提言の素案は、同部会などの作業チームによる検討結果を基に、部会長らが作成した。同部会では、前回から骨格提言の取りまとめ作業が始められており、今回で素案の内容はほぼすべて委員に示されたことになる。

( 2011年08月09日 22:00 キャリアブレイン )

*1

この日の議論も含めて2013年8月までに新法が制定される道程と財政のあり方などが議論されています。
私個人としては、障がい者福祉サービスについては障がい者自身が構成員や委員となっているので、「私たち抜きに私たちのことを決めないで!」を基本の言葉としてより良い法案を作ろうとしていることから期待をしていますが、この財政、財源の課題が大きな議論になってくるのではないかと心配をしています。

厚生労働省の担当課長の発言は、この件に関すると「いつも後ろ向きな発言(コメント)」となっているので、なおさら心配をしています。

東日本大震災の復旧、復興にもとてつもない財源を必要としています。

このような心配をしているのは私だけでしょうか…。

皆さんはいかが考えますか?

*1:CBニュースから引用させていただきました。

「第34回障がい者制度改革推進会議」が開催されました。

8月8日(月)、内閣府主催の「第34回障がい者制度改革推進会議」が開催されました。
いつものことながら、このブログの更新が怠けているせいで遅れています。
次の日の総合福祉部会の更新も引き続き遅れています。
たいへん重要な時期であることは承知しているのですが、なかなか更新ができない状況が続いています。


  平成23年8月8日(月)13:00〜17:00
            開催場所:中央合同庁舎第4号館共用220会議室


  開会
   ○議事
    (1)障害者基本法の改正についての報告
    (2)第16回障がい者制度改革推進会議総合福祉部会(7月26日開催)に提出された「障害者総合福祉法(仮称)骨格提言素案」について
    (3)その他
  閉会



【資料一覧】
  資料1 障害者基本法の一部を改正する法律【概要】 (PDF形式:235KB)
  資料2 障害者基本法 対照表 (PDF形式:257KB)
  資料3 障害者基本法の一部を改正する法律案に対する付帯決議(平成23年6月15日 衆議院内閣委員会) (PDF形式:153KB)
  資料4 障害者基本法の一部を改正する法律案に対する付帯決議(平成23年7月28日 参議院内閣委員会) (PDF形式:20KB)
  資料5 衆議院 内閣委員会 会議録 抜粋版(平成23年6月15日) (PDF形式:320KB)
  資料6 障害者総合福祉法(仮称)骨格提言素案平成23年7月26日 第16回障がい者制度改革推進会議総合福祉部会)
1/3 (PDF形式:273KB)|2/3 (PDF形式:448KB)|3/3 (PDF形式:353KB)
  資料7 障害者総合福祉法(仮称)骨格提言素案 合同作業チーム部分(医療・障害児・労働と雇用) (PDF形式:197KB)


配布資料の詳細は内閣府のサイトから
 第34回障がい者制度改革推進会議
  http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_34/index.html

「動画配信」は障がい者制度改革推進会議のサイトから
 http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/kaikaku.html#s3_kaigi


この日の推進会議は「改正障害者基本法」の報告と下部組織である総合福祉部会で議論されている「障害者総合福祉法(仮称)骨格提言素案」の報告が佐藤久夫部会長から資料6に基づきされています。
説明後に質疑応答も行われています。
詳細は「動画配信」にて確認をお願いします。


この日の様子をCBニュースが伝えています。

介護職の医行為、「範囲拡大の検討を」- 障がい者制度改革推進会議
 内閣府の「障がい者制度改革推進会議」(議長=小川榮一・日本障害フォーラム代表)は8月8日、34回目の会合を開き、下部組織の総合福祉部会で取りまとめている「障害者総合福祉法(仮称)骨格提言」の素案に盛り込む内容について、「医療合同作業チーム」から報告を受けた。

■ほかの審議会への働き掛け、「推進本部が判断」
 会合後に記者会見した内閣府の東俊裕・推進会議担当室長は、…
「(菅直人首相が本部長を務める上部組織の)障がい者制度改革推進本部で判断して、(ほかの審議会に)影響を及ぼすのがオーソドックスな流れだ」と説明した。また、「ほかの審議会では、推進会議で議論していることを念頭に置いて議論していると思う」と述べた。

( 2011年08月08日 21:30 キャリアブレイン )
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/35217.html

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改正障害者基本法障がい者総合福祉法にも係わりが多く、特に「障がい者政策委員会」では障がい者自身が委員として参加するものであって「私たちのことは、私たち抜きで決めないで…」を合言葉に、官僚主導ではなく障がい者自身が制度を作るというものです。

この委員となるべく障がい者団体間での調整が地方自治体を含めて重要になるのではないでしょうか。
また、既存の障害者自立支援協議会とのすみわけも重要ではないかと思います。

*1:CBニュースから引用させていただきました。