自閉症児者のスポーツ教室も来月からは「体育館シューズ」を履いての活動です。

毎週土曜日(第二土曜日は「水泳教室」です)に開催している「療育スポーツ教室」に行ってきました。

参加者は、月末のせいか、はたまた寒さが増してきたせいか少なかったのですが、7家族16人の参加でした。
いつものように、ラジオ体操をした後、ストレッチを行い、体育館内の周回を20分行いました。
その後、着替え休憩をし、いつものように手遊び歌を皆さんで歌い、いつものように「冷凍マグロ」を行いました。


今日の特別メニューは、年間計画に従って「縄跳び」でした。
この縄跳びが自閉症児者には大変難しいことで、両足を揃えて飛び上がり、かつ両手で縄跳びの縄を回すこと、そしてその行為がバランスよくできないと飛び続けることができないということです。
しばらく、行った後、だんだん飽きている子ども達がいるので、大縄回しなどをして子ども達と動き回りました。

14時からの2時間のメニューをこなして、いつものように解散しました。

この「いつものように」ということがいいのかもしれませんね。


来週からは、12月に入るので「体育館シューズ」を履いての活動になります。
この会が始まって以来、夏も冬も体育館での活動は「素足(はだし)」での活動でした。


このはだしでの活動は、会が発足した当時からの方針で「はだしになると足の裏が刺激され、それが自律神経に働きかけ、大脳を刺激する」という考え方からでした。

しかし、今は幼年期の子ども達が(ほかのサークルに移動したため)いなくなり、中学部以降の子ども達だけになっていることから、療育という面よりも「楽しんで体を動かす」ことに重点を置いてもいいのではないかという意見を尊重しました。
そうは言いながらも、先日開催の「話合い会」でもいろいろな意見がありました。

結論的には、来月から体育館シューズを履いての活動になりました。