きょうは「世界自閉症啓発デー」です。

4月2日のきょうは「世界自閉症啓発デー」です。


既に、このブログでも数回にわたってご案内してきましたが、本日開催の「シンポジウム」のWeb新聞での報道内容を引用します。

特性理解し社会参加支援を 「世界自閉症啓発デー」でシンポ

 国連が定めた「世界自閉症啓発デー」の2日、厚生労働省などが主催するシンポジウムが都内で開かれ、当事者や支援者らが「自閉症の特性を理解し、社会参加の支援を」と呼び掛けた。

 啓発デーは昨年から定められたが、関連行事が開かれるのは今年が初めて。2日から8日までは自閉症を含めた発達障害の啓発週間で、各地で講演会や上映会などのイベントが開かれる。

 都内のシンポには約200人が参加。日本自閉症協会の石井哲夫会長は「家族でも理解が難しい障害であるため、教育や社会生活でまだ多くの困難を抱えている。繰り返し理解を訴えていきたい」とあいさつした。

 自閉症は先天的な脳の機能障害とされ、コミュニケーションを取るのが難しい、同じ行動を繰り返すといった特徴がある。


MSN産経ニュース 2009.4.2 17:37
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090402/trd0904021738006-n1.htm


*1


このブログを書いているときにNHKニュースウォッチ9(21時15分頃)で、この世界自閉症啓発デーにちなんだ「自閉症をもつ家族」(川崎市の新保さんの家族)の報道がされていました。



なお、本日のシンポジウムは、下記のように行われました。

日  時:2009年4月2日(木)10時~16時30分
会  場:東京ウィメンズプラザ
      〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67
定  員:200名程度(予定)

<プログラム>
 9:30~   受付
        総合司会 国沢 真弓
10:00~11:00 式典
        主催者挨拶、来賓祝辞
11:00~12:30 鼎談「自閉症の人たちの人生を考える」
        石井 哲夫(日本自閉症協会会長)
        須田 初枝(日本自閉症協会副会長)
        福島  豊(衆議院議員
12:30~13:30 休憩
13:30~16:20 シンポジウム「自閉症の人たちとともにあゆむ」
        司会 山崎 晃資(日本自閉症協会副会長)
            室山 哲也(日本放送協会解説委員)
16:20~16:30 「世界自閉症啓発デー・東京宣言」

主  催  厚生労働省 社団法人日本自閉症協会
共  催  国立特別支援教育総合研究所 日本自閉症スペクトラム学会
       全国自閉症者施設協議会 日本発達障害ネットワーク アスペ・エルデの会
後  援  内閣府 文部科学省 法務省 国土交通省 他


世界自閉症啓発デー日本実行委員会公式サイト
http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=13


*2


併せて、後援行政機関である文部科学大臣のメッセージが公開されていましたので、そのサイトをご紹介します。

◆世界自閉症啓発デーにあたっての文部科学大臣のメッセージ
 文部科学省公開サイト
 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/04/1258932.htm 


ちなみに、厚生労働大臣からのメッセージはありませんでした。

シンポジウム主催者でもある厚生労働省は年間行事予定に掲載しているだけでした。
http://www.mhlw.go.jp/topics/event/09year.html

ただ、予算措置はしているようです。

*1:MSN産経ニュースから引用させていただきました。

*2:世界自閉症啓発デー日本実行委員会公式サイトから引用させていただきました。