障害基礎年金の裁定請求手続き中です。

我が自閉症の娘も今年で20歳になります。


今年の初め頃から、障害基礎年金の請求手続をしようと市役所の年金係に行って「診断書(精神の障害用)」を貰ってきて事前に情報収集や関係する勉強などをしていました。


情報収集先は同年代のお母さん方ですが、ネットでもその関係の検索をするといろいろと勉強になるサイトがたくさんあります。

その中でも、「障害基礎年金申請ハンドブック」というサイトが気に入っています。



知的障害者の障害基礎年金認定基準を考える会
http://www1.odn.ne.jp/~acs71700/


このサイトは副題に「すべての知的障害者に障害基礎年金を」があるように、本人の立場や支援者の立場での解説が書かれています。

このサイトを運営しているのは「知的障害者の障害基礎年金認定基準を考える会」です。
ネット公開の趣旨は「障害者の所得保障の一助になれば幸いです。」とのことで、大変有効にそして実務的に参考にさせていただいています。



先日、障害基礎年金裁定請求書に添付する「診断書」を書いていただくため、完全予約制の○○クリニック(認定精神科医)に電話にて事情を話し照会をしたところ、「まずは医療相談という形で来院してください」ということで、訪問希望曜日を伝えたところ2日後の午後2時に来てくださいとのこと。

ここのクリニックは患者が多くて混んでいるという印象を持っていましたので、相談したのにもかかわらず、つい「随分、急な話ですね」って言ってしまいました。


持参品は「年金診断書用紙一式」、「母子手帳」、「療育手帳」、「健康保険証」とのことです。
年金診断書用紙一式は市役所に行って貰ってきてくださいとのこと。


さきほどのサイトで事前勉強をしていたので、用紙一式と言われても慌てることなく「分かりました」と言うことができました。
裁定請求用紙には「裁定請求書」、「診断書(精神の障害用)」、「申立書(病歴や就労状況)」があります。


医療相談ということですので、医師との面接ではなく、おそらくケースワーカーなどが精神科医が診断書を書くにあたって準備してもらうための資料など説明があるのではないかと思っています。

以前から自閉症の娘の「生い立ち」を記録したものがあるので、それを持参しようと考えています。
また、サイトを見ると「心理テスト」の記録も必要としているようなので、療育手帳の判定をしている茨城県福祉相談センターに電話をして、その結果の証明書がもらえるか照会するつもりです。


医療相談結果は、後日報告します。




冒頭、自閉症の娘は今年で20歳になると書きましたが、そうなると来年は「成人式」です。

娘は養護学校の高等部を卒業していますので、その卒業生と一緒に来年春には「2010年成人を祝う集い」を開催すべく準備を進めています。

お世話になった養護学校の先生などをお呼びして盛大にお祝いをしてあげたいなと思っているところです。