昨日のスポーツ教室は…。

自閉症の娘は、昨日と今日の午前中、障害者自立支援法の「行動援護」(訪問系障がい者福祉サービス)でガイドヘルパーさんとお出かけをしました。
当人は、お出かけするのをとても楽しみにしており、ヘルパーさんが来ると直ぐにでもお出かけしたいということで、ヘルパーさんが来るのを心待ちにしているようです。

ヘルパーさんは契約事業所の計らいで2人の女性が担当しています。
同じヘルパーさんは連続にならないように配慮してくれています。



さて、スポーツ教室に関する書込みは「今日のスポーツ教室は…。」という題名で書いていますが、昨日はこのブログに書き込む元気がなくて(理由は後述)今になってしまいました。

今回は「昨日のスポーツ教室は…。」です。
あしからず…。


昨日のサンアビはいろいろな団体が活動しているようで、駐車場は超満杯でした。
職員さんはあちらこちらと車を誘導していました。


玄関を入ると、昨夜(今で言えば、おととい)の会合(「水戸市知的障がい者親の会連合会(市内6団体加盟)」主催の障害福祉課との懇談会で、今年で18回目になりました)で顔を合わせたNPO風の子の理事長さんがロビーいたので、昨夜のあいさつをしていると職員さんから車の移動の連絡です。あいさつもそこそこに車の移動をし、戻るやいなやスポーツ教室の開始時間になってしまいました。
NPOの理事長さんには失礼してしまったかもしれません。


今日のスポーツ教室は、参加者がかなり多く、12家族、当事者13人に保護者が13人でした。

前半は、いつものようにいつものメニューで、ラジオ体操、ストレッチのあと、音楽に合わせて体育館の周回マラソンを20分間行います。
10分間の休憩のあと、後半です。

後半は、手遊び歌、冷凍マグロ、そして冬メニューの縄跳び、この縄跳びがこの子たちにはとても難しいのです。
縄跳びは、両手で持つ、その両手を回す、回した縄を飛び越える、言葉ではこのようになりますが、その一つ一つの運動そして連動した動きがとても難しいものと考えます。
なにか、いいアイデアがあれば教えてほしいのですが…。

このときに、私自身久しぶりに縄跳びをしました。
そのときは、なんなくこなしていましたが、家に帰ってから体がぎごちない、節々が痛い、なぜだ?と考えてみると、そうです縄跳びを久しぶりにしたからでした。
そんなに長い時間縄跳びをしたわけではなかったのですが…。
でも、体が痛い!


その縄跳びと併せて、大縄跳びなども仕掛けました。
「これならできるよ」といった子が大縄跳びの中に入ろうとしてきます。
このような運動の継続がこの子たちの運動能力を育むものと思っています。

そのあとは、2組に分かれて、タオルにボールを乗せて両方の端を大人と子どもが各々持ってのリレー競争です。
このボールが落ちないようにタオルの端を上手に持って走るなどの連続動作で、力の入れ具合や向きなども学んでいきます。


そうこうしているうちに、終了時間間直です。

体育館の床を子ども達がモップを持って一列に並んで、隣の人の速さに合わせて(ほかの人の行動を見る、併せるといった行動)モップ掛けをします。
後の組で、モップが余っているときには、社会人はもう一回行います。
このあと一回という行動も難しい行動ですね。


最後は、一同に正座(静かに瞑想)を5分くらいしてから、今日のスポーツ教室は終了です。



このような取り組みを指導者や障がい者支援センターの支援を受けながら、かれこれ30年位しているのです。
でも、ここ5年くらいは参加者の保護者が主導して、このスポーツ教室を継続しています。

当事者の年齢も社会人が多くなっていることや学齢期の子ども達も中学生以上の子ども達でその参加者も多いわけではないので、厳しい運動よりも楽しんでできる運動が多くなってきています。



明日の勤労感謝の日は、水戸手をつなぐ育成会主催で「本人による千波湖清掃」を行います。
この本人活動は毎年この日に行っています。
その様子は明日報告します。