障がい者制度改革推進会議「第2回総合福祉部会」が開催されました。


本日の午後、厚生労働省の2階講堂で障がい者制度改革推進会議の下部組織である「第2回総合福祉部会」が開催されました。

平成22年5月18日(火)13:00〜16:00目途
             厚生労働省 低層棟2階講堂
議事次第
 1.開会
 2.議事
  (1)障がい者総合福祉法(仮称)制定までの間において当面必要な対策について
  (2)その他
3.閉会


厚生労働省「総合福祉部会」のサイト
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/sougoufukusi/index.html

前回と同様、このサイトには「議事」と「配布資料」、そして会議の様子を配信する「動画」(YouTube)が見られるよう掲載されています。


開催に先立って、福島瑞穂内閣府特命大臣からの挨拶がありましたが、挨拶を聞いていていろいろな想いが蘇ってきて眼がウルウルしてしまいました


この日は、前回の委員からの意見発表に続いて厚生労働省から資料7に基づいて「障害保健福祉施策の改革に向けた進め方について(案)」の提案がありました。
厚生労働省政策会議では「障害者の新たな福祉制度の検討について」ということで、政策会議の資料も掲載されていますので、興味のある方はご覧になってください。
http://www.mhlw.go.jp/seisaku/kaigi.html


この第2回総合福祉部会の様子をWeb新聞の「CBニュース」が以下のとおり伝えています。

6月1日に緊急対策案―障がい者総合福祉部会
 内閣府の「障がい者制度改革推進会議」は5月18日、障害者自立支援法に代わる新法「障がい者総合福祉法」(仮称)のあり方を議論する「総合福祉部会」の第2回会合を開催した。
会合では、当面の課題として、新法の制定までに必要な緊急対策案を6月1日の次回会合で示す方針を決めた。


総合福祉部会は緊急対策案の提出を経て、6月22日開催の第4回会合から新法制定に向けた本格的な議論を開始。来夏までをめどに内容を詰め、2012年の通常国会への法案提出を目指す。

2010年05月18日 20:16 キャリアブレイン
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/27666.html

*1


このサイトには総合福祉部会のほかに関連記事として、

民主党政権に失望」―障害者法違憲訴訟団
 障害者自立支援法違憲訴訟の原告団などでつくる訴訟団は5月17日、長妻昭厚生労働相にあてて緊急要望書を提出した。緊急要望書では、政府方針である「応益負担」の廃止のめどが立っていないことなどに反発。訴訟団は「約束を守らない民主党政権に失望している」としている。

2010年05月17日 22:27 キャリアブレイン
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/27642.html

が掲載されています。


長妻厚生労働大臣障害者自立支援法違憲訴訟の原告団などの訴訟団と1月に「基本合意文書」を取り交わしているにも拘らずその取組みが前進しないとはどういうことなんでしょうか。
なんとも情けない。

なんとしても、この緊急要望書のある事項の解消に向けた予算の確保と政省令の改正や改正法案の上程など緊急な取組みが望まれます。

*1:CBニュースから引用させていただきました。