「第13回障がい者制度改革推進会議」が開催されました。

先週末は、ご存知のように障がい者制度改革に関して慌しい動きがありました。
推進会議にも熱心に参加されていた福島みずほ内閣府特命大臣(障害施策担当)が罷免され、後任には平野官房長官の兼任が発表されました。

障がい者制度会議、福島氏罷免で平野官房長官が担当
 社民党福島瑞穂特命担当相が5月28日に罷免されたことを受け、内閣府の「障がい者制度改革推進会議」の担当相を平野博文官房長官が兼任した。

内閣府によると、福島氏が担当した業務はすべて平野官房長官が事務代理として行うという。内閣府の関係者は、「平野官房長官が(福島氏のように)毎回会議に出席するか分からないが、(福島氏の罷免による)障がい者制度改革推進会議への影響はそれほど大きくないだろう」と話している。

2010年05月31日 12:09 キャリアブレイン
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/27857.html

*1


それから、先週金曜日の衆院厚生労働委員会の委員長提案が可決し、本日の衆院本会議でその改正案が可決されるようです。
障害者自立支援法の改正を含む、「障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律案」が可決されました。

議事日程 第22号
  平成22年5月31日(月曜日)    午後1時開議
 第 一 独立行政法人地域医療機能推進機構法案(第百七十三
     回国会、内閣提出)

 第 二 障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて
     障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等
     の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する
     法律案(厚生労働委員長提出)

 第 三 郵政改革法案(内閣提出)

 第 四 日本郵政株式会社法案(内閣提出)

 第 五 郵政改革法及び日本郵政株式会社法の施行に伴う関係
     法律の整備等に関する法律案(内閣提出)


郵政改革法案との関係もあり、予断を許しません。


さて、内閣府主催の「第13回障がい者制度改革推進会議」が開催されました。

平成22年5月31日(月)13:00〜17:00
             合同庁舎第4号館共用220会議室


(開会)
議事:
 ・意見交換
   内閣府地域主権戦略室
 ・第一次意見の取りまとめについて
 ・その他
(閉会)


【配付資料】
資料1 内閣府地域主権戦略室提出資料 [PDF:30KB]
資料2 障害者制度改革の推進のための基本的な方向(第一次意見)(素案2)(修正反映版) [PDF:125KB]
資料3 障害者制度改革の推進のための基本的な方向(第一次意見)(素案2)(修正箇所表示版) [PDF:153KB]
資料4 今後の取組に関する各府省の見解 [PDF:196KB]


内閣府障がい者制度改革推進会議のサイト
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/kaikaku.html#kaigi


先日も書き込みをしましたが、「地域主権戦略」との関係も大いに関係がありそうです。


いずれにしても、障がい者制度改革推進会議や総合福祉部会の議論を無視した障害者自立支援法改正案の議論は「私たちのことを私たち抜きで決めないで!」という障がい者当事者の声をないがしろにした国会での議論です。

*1:CBニュースから引用させていただきました。