「第27回障がい者制度改革推進会議」が開催されました。


昨日の12月6日(月)の午後、内閣府主催で「第27回障がい者制度改革推進会議」が開催されました。


 平成22年12月6日(月)13:00〜17:00 
           場所:中央合同庁舎第4号館共用220会議室


 (開会)
  ○議事
   (1)障害者基本法の改正について(第二次意見のとりまとめ等)
   (2)その他
 (閉会)


【資料一覧】
  資料1 第二次意見(素案)
  資料2 各委員提出意見・資料


障がい者制度改革推進会議のサイト
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/kaikaku.html#kaigi



この日は推進会議として「第二次意見」を取りまとめるために障害者基本法改正について議論を行う旨、東室長から説明があり、素案の提示がありました。



この日の様子をCBニュースが伝えています。

重要方針取りまとめで議論スタート―障がい者改革会議
 内閣府の「障がい者制度改革推進会議」は12月6日、第27回会合を開き、「障害者制度改革の重要方針」(第二次意見)の取りまとめに向けて議論をスタートさせた。年内にも取りまとめ、同会議の上部組織で菅直人首相を本部長とする「障がい者制度改革推進本部」に提出する予定。

 この日の会合では、今までの議論を基に作成した第二次意見の素案が、事務局から示された。委員からはおおむね評価する声があった一方で、文言の加筆修正や削除を求める意見などもあった。
 特に、障害者権利条約の実施状況の監視などのために設置する「モニタリング機関」について、「『基本法の番人』として実効性のある体制が必要で、これは極めて大事。首相や大臣が(同機関から)具申を受けた時に応答する義務を設けるべき」(山崎公士・神奈川大教授)、「(同機関が行政に出す)勧告の強制力は(条約を批准した)各国でも問題になっており、勧告を無視する国もある。しかるべき期間内に(行政が)応答するよう定めるべき」(北野誠一・おおさか地域生活支援ネットワーク理事長)などの意見が出た。

2010年12月06日 23:06 キャリアブレイン
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/31275.html

*1


推進会議が6月に取りまとめた「障害者制度改革の推進のための基本的な方向」(第一次意見)では、政府が第二次意見を踏まえて制度改革の重要方針を決定し、障害者基本法の抜本改正や制度改革の推進体制などに関する法案を来年の通常国会に提出すべきとしています。

第一次意見の概要(2009年6月29日閣議決定
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/pdf/kihon-gaiyo.pdf
(PDFファイル:116KB)



事務局である東室長は、次回は12月13日(月)に開催し、次々回は12月17日(金)も開催し、今日も含めて3回で第二次意見をとりまとめると述べました。

*1:CBニュースから引用させていただきました。