障がい者制度改革推進会議「第13回総合福祉部会」が開催されました。


東日本大震災の影響で中断されていた障がい者制度改革推進会議第13回総合福祉部会」(厚生労働省主管)が4月26日(火)に開催されました。

この日は、部会作業チームや合同作業チームからの報告・検討や先般行われた第1期作業チーム報告書に対する厚生労働省からのコメントに対する意見等の検討が行われました。
その関係で配布資料が膨大の量になっています。


 平成23年4月26日(火)13:00〜13:30
           場所:厚生労働省 低層棟2階講堂

 議事次第
  1.開会
  2.議事
   (1)部会作業チーム・合同作業チームの検討について
   (2)その他
  3.閉会


[配布資料]
 資料1
  部会作業チーム(障害の範囲と選択と決定〜選択と決定・相談支援プロセス(程度区分))議事要旨(2月15日分)(PDF:215KB)(PDFルビ:242KB)(テキスト)
 資料2
  部会作業チーム(地域移行)議事要旨(2月15日分)(PDF:226KB)(PDFルビ:254KB)(テキスト)
 資料3
  部会作業チーム(地域生活の資源整備)議事要旨(2月15日分)(PDF:243KB)(PDFルビ:275KB)(テキスト)
 資料4
  部会作業チーム(利用者負担)議事要旨(2月15日分)(PDFルビ:258KB)(テキスト)
 資料5
  部会作業チーム(報酬や人材確保等)議事要旨(2月15日分)(PDF:161KB)(PDFルビ:174KB)(テキスト)
 資料6
  合同作業チーム(就労(労働及び雇用))議事要旨(2月15日分)(PDF:257KB)(PDFルビ:290KB)(テキスト)
 資料7
  合同作業チーム(医療)議事要旨(2月15日分)(PDF:240KB)(PDFルビ:272KB)(テキスト)
 資料8
  合同作業チーム(障害児支援)議事要旨(2月15日分)(PDF:180KB)(PDFルビ:202KB)(テキスト)

 参考資料1
  氏田委員提出資料(PDF:229KB)(PDFルビ:252KB)(テキスト)
 参考資料2
  小澤委員提出資料(PDF:152KB)(PDFルビ:165KB)(テキスト)
 参考資料3
  門屋委員提出資料(その1)(PDF:243KB)(PDFルビ:273KB)(テキスト)
 参考資料4
  野原委員提出資料(その1)(PDF:370KB)(PDFルビ:416KB)(テキスト)
 参考資料5
  野原委員提出資料(その2)(PDF:197KB)(PDFルビ:219KB)(テキスト)
 参考資料6
  三田委員提出資料(PDF:190KB)(PDFルビ:204KB)(テキスト)
 参考資料7
  山本委員提出資料(その1)(PDF:200KB)(PDFルビ:233KB)(テキスト)
 参考資料8
  全国障害児・者実態調査(仮称)に関するワーキンググループ(第8回)資料
  ※参考資料8については、全国障害児・者実態調査(仮称)に関するワーキンググループのホームページをご覧ください。
 参考資料9
  障害者基本法の改正について 4月28日(PDF:269KB)(PDFルビ:269KB)(テキスト)
 参考資料10
  「第1期作業チーム報告書に対する厚生労働省からのコメント」に対する意見等 4月28日(PDF:396KB)(PDFルビ:396KB)(テキスト)
 追加参考資料1
  野原委員提出資料(その3)(PDF:143KB)(PDFルビ:151KB)(テキスト)
 追加参考資料2
  山本委員提出資料(その2)(PDF:137KB)(PDFルビ:146KB)(テキスト)
 追加参考資料3
  山本委員提出資料(その3)(PDF:189KB)(PDFルビ:203KB)(テキスト)
 追加参考資料4
  門屋委員提出資料(その2)(PDF:177KB)(PDFルビ:196KB)(テキスト)
 追加参考資料5
  光増委員提出資料(PDF:193KB)(PDFルビ:198KB)(テキスト)


配布資料ではPDFファイル、ルビ付きPDFファイルそしてテキストファイルで掲載されています。
併せて、同日の会議の動画が配信されています。


障がい者制度改革推進会議総合福祉部会のサイト(厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/sougoufukusi/index.html



冒頭、佐藤久夫部会長が「大震災で被害にあわれ亡くなられたみなさまのご冥福をお祈りするとともに、 被災されたみなさまにこころからのお見舞いを申し上げます」とのあいさつがありました。


この日の様子をCBニュースが伝えています。

障害者実態の試行調査、有効回収率は約2%- 総合福祉部会で委員の認識に違い
 内閣府の「障がい者制度改革推進会議」の総合福祉部会は4月26日、第13回会合を開いた。会合では、年度内に実施する予定の「全国在宅障害児・者等実態調査」(仮称)に先立って行われた試行調査について、有効回収率が約2%だったことなどが報告され、これに対する委員の認識に違いが見られた。


厚労省が委員からの批判に回答
 この日の会合では、厚生労働省の担当者が、前回の会合で委員から寄せられた批判などに答えた。

( 2011年04月26日 21:08 キャリアブレイン )
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/33885.html

*1

この会議では、第一期作業チーム報告に対する厚労省コメント(2月15日)への委員からの意見、質問に対する厚労省の中島企画課長から回答がありました。


部会で検討している新法「障害者総合福祉法」(仮称)で権利規定を明記することに厚労省が否定的だとした批判に対し、同省の担当者は、「新法は障害福祉サービスの給付対象や内容について定めるもの」と述べ、他の福祉関連法との整合性を指摘。厚労省が障害者制度の改革に消極的だとする批判に対しては、「(改革の前提となる)障害者権利条約などをないがしろにするものではない」と述べるにとどまった。


厚生労働省担当部署からの回答は、本気になって障がい者総合福祉法(仮称)を制定する気があるのかと思われても仕方ないような不十分な回答ですが、障がい者自身の意見を十二分に汲み取り、障害者権利条約を基本とし権利としての障がい福祉の向上のための法律を制定することを期待するものです。


終わりに、佐藤部会長から今後の総合福祉部会のスケジュールとして5月31日、6月23日、第二期作業チームの協議は2月〜5月として6月の部会に報告いただきたい。そして7月の総合福祉部会で骨格提言の素案を提出したいとのお話しがありました。

*1:CBニュースから引用させていただきました。