今日から「体育館シューズ」を履いてのスポーツ教室です。

今日の午後開催されたスポーツ教室は「体育館シューズ」を履いて運動をしました。
今後も体育館シューズを履いて運動をすることになっています。


今日の体育館では、スポーツ教室開始前に子ども達を観ていたのですが、「意外と混乱もなく」体育館シューズを履いて開始を待っていました。
子ども達は、養護学校在学中には体育館での授業や部活は当然体育館シューズを履いているので、逆に体育館でシューズを履いていないのは「なぜだろう?」と思っていたかもしれませんね。
私が心配するよりも「子ども達は日々成長しているんだな」と感動していました。


このスポーツ教室は、正式には「親子療育スポーツ教室」といって、幼年期の自閉症児から青年期の自閉症者までを対象に20年位前に始まったスポーツ教室です。

馴れ初めは、はっきりしませんが私の自閉症の娘があゆみ園(知的障がい児通園施設)の年長さんのときに参加したものですので、かれこれ14年の歳月が流れています。


そのときから体育館で行われていたスポーツ教室は「裸足」での運動でした。
この長い歳月の間、「親子共々、療育をする」ことを目的に指導員の汗と涙の努力が続けられていました。


その指導員も3年前に年齢を理由に退いたもので、その後は第三土曜日にあいの家療育支援センターの支援を受ける以外は「親子での運営」をしています。
今後もこのような運営が続いていくものと予想していますが、現在は幼年期の自閉症児はいない(前述のとおりです)ので、「療育」よりも「楽しめるスポーツ」を目指して運営していきたいと考えています。

笠松運動公園サブグランドでのマラソン大会
(3月の春休みには笠松運動公園陸上競技場のメイントラックを借りてマラソン大会をしています)


この楽しめるスポーツが将来的に自閉症児者の「余暇活動」に繋がっていくことを熱望しています。