「自閉症の人たちのための防災ハンドブック」がupされました。


年末に日本自閉症協会から「自閉症の人たちのための防災ハンドブック−自閉症のあなたと家族の方へ−」の冊子が送られてきました。


その送付状には「ホームページからのダウンロードできます。」との書き込みがありましたが、本日ホームページにupされたようです。
あわせて、「自閉症のひとのためのハンドブック−支援者向け−」もご活用ください。




日本自閉症協会ホームページ
http://www.autism.or.jp/      
(新着情報の一番上にあります。)


茨城県自閉症協会ホームページにも掲載されています。
http://asibaraki.web.fc2.com/
(トップページの一番上の「防災ハンドブック」に「支援者向け」があります)

防災ハンドブック

 地震など、災害の多い我が国は、そのたびに高齢者や障害児者や乳幼児など保護が必要な人たちや、その家族・支援者(施設職員など)を含めて被災状況は深刻です。なかでも、自閉症の人は、とっさに気持ちを交わすことが難しく、災害時、突発的な状況の急変を読み取れません。
 災害が多発している昨今、日本自閉症協会では早急に対策をたてる必要を痛感し、専門家の協力を得て、防災ハンドブック「支援者向け」「本人・家族向け」の2冊を出版いたしました。

*1

その送付状には、「自閉症の人たちにとっては、災害時ばかりでなく、(家族とはぐれたり、交通機関のトラブルに巻き込まれたりなど)”毎日が災害”のようなものです。」との書き込みもありました。

まさに、そのとおりであると印象に残った言葉でした。


また、本人と家族向けには「助けてカード」(ダウンロードでは最後のページ)が付いていますので、災害などで困ったときには活用したいなという便利ものです。

その助けてカードを入手し、書き込みを事前にしておき災害時に備えたいものです。

「サポートブック」と併せて活用したいですね。

サポートファイルかがやき

サポートファイルは、障がいのあるお子さんや保護者が医療機関や幼稚園、学校など様々な関係機関で、適切な理解と生涯を通して一貫した支援が受けられることを目的に作成されました。
お子さんが、よりよく成長するために、様々な人達が協力して支援できるよう、お子さんの日常の様子や、これまでに受けてきた支援の状況などが書き込めるようになっております。

宇都宮市役所ホームページ
http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/fukushi/shougaishafukushi/10324/10665/index.html

*2


※おまけ

今日のWeb新聞(読売新聞)に発達障害者支援法に関連した記事が掲載されていましたので、リンクします。
発達障害者支援法…生涯通じた援助 組織の枠超え必要
発達障害者支援法」の施行から、3年がたちました。これまで障害者福祉のすきまにあった発達障害を支援の対象に位置づけ、幼少期から青・壮年期、老年期までの各年代を通して継続的な援助を行うのが法の目的です。3年間の成果と課題を踏まえ、法の見直しが検討されています。
(2009年1月8日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/jiten/20090108-OYT8T00532.htm

*1:日本自閉症協会のホームページから引用させていただきました。

*2:宇都宮市役所の子ども部 子ども発達センターから引用させていただきました。