今日のスポーツ教室は…。


午前中、自閉症の娘は「行動援護」でガイドヘルパーさんといつものように出かけていきました。

バスに乗り、駅近くのスーパーでハーゲンダッツを買って、スーパーのスペースでそのアイスクリームを食べたようです。その後、駅から大好きな電車に乗り、またバスに乗って帰ってきました。

乗り物が好きな娘は、楽しみにしていた2時間を過ごしたようです。


さて、今日のスポーツ教室の参加者は、本人11名、保護者12名の総勢23名でした。

いつものように、ラジオ体操から開始しました。
自閉症の娘は、今日は気分が良かったのか、気分がのっていたのか分かりませんが、ラジオ体操やその後のストレッチをいつもよりは進んでやっていました。


そのあとは、いつもの体育館周回マラソンです。

今日の周回マラソンでは、中学部の体格の良い男子の補助に付いたのですが、体格が良すぎて走るにも苦労をしているので、脇に付いて走ろうとすると「腕をつかんで、引っ張ってもらおう」としてきます。
当初は、その行為を認めていたのですが、時間も半分になった頃から、体育館の「線から線まで(7mくらい)」と目標を決めて走ることを勧めるとなんとか自分で走るように努力をしていました。
そのような「自分で走ろうとする気持ちの繰り返しから、少しずつ自分で走ろうという気持ちが育ってくるのではないか」と考えます。
いかがでしょうか。


ただ単に「自分だけで走りなさい」と言っても、体の動きを保つだけでも苦労しているのだから、走るのはもっと大変であるだろうから、走るメートルが短くとも「ここから、ここまでと目に見える目標を決めて走ったほうが、自分だけで走ろうとするのではないか」と考えたからでした。


このような補助も、言ってみれば「根拠のない補助行動」であって「思いつき」であると思いますが、本人に見える目標を決めて取り組みことは大切であると改めて感じた行動でした。


このあとは、いつものように「手遊び歌」と「冷凍マグロ」をしました。

そして、今日の特別メニューは「エアロビクス」でした。


今日も楽しい時間を過ごしましたが、今日は「走る補助」と「エアロビクス」で疲れました。

でも、心地よい疲れです。