障がい者があたりまえに働けるニッポンへ
以前にもご紹介したことがありますが、本日「ATARIMAEプロジェクト事務局」から【ATARIMAEメールマガジン Vol.8】が届いたのをきっかけに再度ご紹介します。
ご存知の方も多かろうと思いますが、厚生労働省(職業安定局 高齢・障害者雇用対策部 障害者雇用対策課)では、昨年10月に「障がい者が社会で働くことが当たり前であるという社会を実現するため、これに必要な情報を、企業、障がい者、福祉・教育関係者に積極的に提供するほか、広く国民が障がい者雇用の促進について理解と関心を持つきっかけとなるよう、インターネットを中心とした広報活動等を展開すること」を目的として立ち上げました。
また、ATARIMAEプロジェクトは、「障がい者があたりまえに働けるニッポンへ」という理念のもと、障がい者の就労環境を取り巻く課題を解決し、今後の就労状況を大きく進展させるためのプロジェクトです。
◆ATARIMAEプロジェクトの想いと決意
働く喜びを障がい者にも
人はどうして働くのでしょうか?
生活の糧を得るための手段であることは言うまでもありませんが、それ以上に大きな意味合いがあるものです。
たとえば、自分ががんばって働いた結果、人に評価されたり、感謝されたりすることがあります。
この世に生を受けた自分が、社会のなかで、「誰かの、何かの役に立っているんだな」と思える手応え。
それは「生きがい」そのものでもあることでしょう。もちろん、ときには報われないことや失敗をして落ち込むこともあるかもしれません。
でも苦労を乗り越えたときの達成感は、また格別です。
人間として、成長したことを実感できる瞬間です。考えてみれば、働くことを通して、生きることの喜びや苦しみをあたりまえに味わっているのが私たちです。
ところが、障害があるということだけで、働く機会が十分に与えられない、あたりまえがあたりまえでないとするならば、
実におかしなことだと言わざるを得ません。多くの人が味わっている「働く喜び」を障害者にも。
そして、障害者があたりまえに働ける社会の実現を。そんな願いを込めて、私たち「ATARIMAEプロジェクト」は動き始めました。
障害者は働ける。
障害者は働きたがっている。
障害者はがんばって働いている。
このことを、1人でも多くの皆さんに知っていただきたいと思います。人にはそれぞれ個性や特徴があります。
一人ひとりは違っているけれど、その違いを認め合い、お互いの長所で補い合える社会が実現していけば、
誰にとっても居心地のよい社会になっていくはず。
障害者の個性や特徴が生かされる社会は、障害のない人にとっても、気持ちよく元気に働ける社会につながっていくことでしょう。「あたりまえじゃない」現状が、「あたりまえ」の明日へと発展していく。
そんな時代の動きを、皆さんも一緒に共有してください。1人でも多くの方がこのプロジェクトに参加してくださることを切に願っています。
「ATARIMAEプロジェクト」ポータルサイト
http://www.atarimae.jp/index.html
そのプロジェクトの中に、あなたも「ATARIMAEサポーターになろう」という企画がありますので、是非とも趣旨に賛同していただき、サポーター登録をしてください。
いますぐ、あなたもサポーターになろう!
http://www.atarimae.jp/supporter/
一人でも多くの方に知っていただきたいプロジェクトです。
*1:ATARIMAEプロジェクトスタッフ一同