きょうは、うれしいひなまつり…。
今日、3月3日は「ひな祭り」です。
桃の節句とも言われていますね。
この時期になると、茨城県では、各家や商店などで伝統的な雛祭が行われることで知られている「真壁のひなまつり」が有名ですかね。
さて、皆さんの家では、どのようにひな祭りの日を過ごしていますか。
我が家の夕食には、「ちらし寿司」と「アサリのお吸い物」が出てきました。
蛤(はまぐり)ではなく、あさりです。
蛤は、とても高くて買えなかったというのです。
自閉症の娘は、アサリのお吸い物は飲んだのですが、ちらし寿司は食べませんでした。
と言っても、いつもご飯(白米)はお箸で数粒をつまむ程度です。
そこで、ひな祭りには、なぜ、蛤を食べるのでしょうか。
トランプに「神経衰弱」というゲームがありますが、平安時代には、「貝合わせ」という蛤の貝を使った、同様の貴族の遊びがありました。
蛤の貝がらの内側に金粉を貼り、平安の絵巻物を描きその貝を伏せ、返して、絵を合わせる遊びです。
二枚貝である蛤は、他の貝同士では絶対に形が合わず、必ず一対になっている事から、夫婦和合の象徴として「将来、良き伴侶に恵まれるように」との、親の願いを込めひな祭りには、ちらし寿司と蛤のうしお汁を食べるというものです。
なるほど!
やはり、いろいろな風習にはいろいろないわれがあるのですね。
障がいのある子ども達にも、節分や観梅、ひな祭り、菜の花、桜など少しずつ春を感じてもらいたいですね。
いずれにしても、まもなく「春」です。
まずは、食べ物で春を感じてみましょうね。
追記:
いま、水戸には雪が降っています。
春の雪です。