昨日のスポーツ教室は…。


昨日のスポーツ教室は、一年間の締めくくりとして笠松運動公園ひたちなか市佐和)にあるサブグランド(補助陸上競技場)を利用して「マラソン大会」(屋外活動の一環)を行いました。



笠松運動公園ホームページ
http://www.ibaraki-sports.or.jp/kasamatsu/index.htm


ここでのマラソン大会は毎年実施しているものです。
本来ならば、「メーングランド」(陸上競技場)を借りて気持ちよくコースを走ろうと考えていましたが、明日このグランドでプロサッカーのJ2(水戸ホーリーホックロアッソ熊本)の試合があるということで、今日は準備のため使用ができませんでした。
(子ども達にこの素晴らしい陸上競技場のコースで走ることを経験させてあげたいと考えてものです)


事前に電話連絡で使用許可は受けていましたが、そのときにもこの時期は高校生や大学生の陸上部の練習で使用しているので「共用」になる旨の話しは聞いていました。


当日、記録掲示板に近くでの集合でしたが、そこに管理事務所の主任と女性職員が来て(ここ数年利用していますが初めてです)改めて「共有」での使用になること、サブグランドで走るときに不都合がある場合には別な場所(別なサッカー場)に案内することを言ってくれました。
参加家族は、12家族(障がい当事者13人、保護者14人、兄弟姉妹2人)、そして毎年アシストしてくれる茨城大学の学生3人(特別支援教育コース2年生の学生2人と院生)の支援を受けての開催でした。


事務所で入場手続きを済ませて、サブグランドに行くと、既に数チームの練習が行われていました。
使用するコースが共用になることから、自閉症の子ども達が走ることを伝えるため監督さんに挨拶に行くと快く了解され「お互い様ですから…」と言ってくれた監督さんもいました。

練習をしていたのは、芝浦工大附属柏高校(千葉県)、城北高校(東京都)、弘前実業高校青森県)の陸上部、そして水戸一高と太田一高の陸上部でした。


サブグランドには、数多くの生徒が練習をしていたので、陸上部の生徒の走るスピードと子ども達のスピードが違うため、接触事故を心配していましたが、心配もよそに無事終了することができました。

陸上部の皆さん、ご理解ありがとうございました。

子ども達の成長はもちろんのこと、アシストボランティアの学生さんの支援と保護者の成長も実感しました。


ラソン終了後、場所を変えて反省会をしました。
風もあり寒い一日でしたが、子ども達は良く頑張りました。

子ども達には頑張ったご褒美に「アクエリアスの飲み物」と「おやつ」を頑張ったことを伝え、一人ずつ手渡しをしました。


来年度末こそ(何年か前に一度だけメーングランドを使用しました)、ここのメーングランドで走ることを心に決めて帰路につきました。
そして、子ども達が更に成長していることを楽しみにしながら…。