大会プレ企画「白石正久講演会」は大盛況でした。

昨日は、朝から雨降りの日となりました。

自閉症の娘は、「行動援護」で支援してもらうガイドヘルパーさんと傘をさして、うきうき顔で出かけて行きました。
娘は、雨が降ろうが、槍が降ろうがヘルパーさんと一緒に出かけるのが大好きです。
(今日も、違う女性ヘルパーさんとお出かけしました)



さて、昨日の午後開催された「白石正久講演会」は、どしゃぶりの雨のふる中たくさんの方が参加されました。


午前中から、共催となっている障がい者団体の方たちが準備作業に追われていました。
雨のせいで着くのが遅れたのですが、多くの方たちの協力のおかげで準備はだいぶ進んでいました。
私も準備作業にかかり、予定よりも早く作業が終了しました。


「保育・教育講座」(講演会)の前には、文化行事として障がい者のロックバンド「天国かじごく」のパワフルなロックサウンド筑波大学の学生さん達のよさこいソーランの踊りも大盛況でした。



講演会の白石正久先生のお話しは、相変わらずソフトな語り口と実践に基づいた説得力のある講演に会場の皆さんも納得のいった表情が目立ちました。


以下に、準備委員会事務局長の感想というか「新たな決意」を引用します。

 25日のプレ集会は、どしゃぶりの雨の中、150名の参加があり、うれしいかぎりです。どれだけの参加があるか心配していたのですが、実は、最後の3日間に参加予約が急に増えたのです。
 文化行事の「天国かじごく」も、踊りも、そして詩の朗読も、どれも良かったです。いよいよ「天国かじごく」の全国デビューです。
 白石さんの講演も、深く考えさせられました。○○療法、××プログラムと、たくさんの指導方法・技術が出回っている中で、あらためて学校教育とは何か、発達は何か、そして子どもの内面世界のあり様など、方法や技術を成り立たせている、その土台となる教育哲学・思想・理念を学ぶことの大切さを教えられました。反省させられました。これこそ、全障研の真骨頂だと思います。
 自閉症の子どもを含め人間は、根源的なところで「人を求めている」という子ども把握、自己と他者とのやりとりを通して、自己調整力を育てている話、三項関係とあこがれを抱くことの大切さなどの話を聞く中で、教科書の発達理論や障がい特性に応じた指導方法をさらに、さらに深い次元(人間としての共通性)から再構築する必要性を、私は思いました。

*1


参加された皆さんは、どのような感想をもったでしょうか。


この講演会の様子なども「準備委員会ニュース」で詳細な報告がされると思います。



この「白石正久講演会」の事務局として出席したため、毎週土曜日に開催されている「スポーツ教室」には参加できませんでした。
でも、前回のスポーツ教室のときに、アスペの青年に「次の土曜日は、講演会に参加するため、スポーツ教室には参加できないので、よろしくお願いします。」とお願いをしておいたので、いつものように参加の保護者達と協力して無事終了したそうです。
ありがとうございました。

*1:準備委員会事務局長のメールから引用させていただきました。