障害者自立支援法訴訟の支援募金をしました。

障害者自立支援法訴訟の勝利をめざす会の運動に賛同し、昨日、支援募金をしてきました。


●立ち上がった障がい者たち

 「障害者自立支援法」の利用負担額の決定や、サービス支給量の個々の厳しい決定は、障害のある人たちの生活を直撃しています。そうしたなか2008年に入り、さらなる減免措置がとられることになりました。しかし、障害のある人にとって、月額「1500円」は、とても大きな額なのです。その上、自立支援医療や補装具の応益負担、給食費の実費負担もかさんできます。生活保護を受けずに、年金手当を中心に生活を工夫しながら組み立てている人たちにとって、大きな金額なのです。

 そして、それ以上に我慢ならないのは、障害者が当たり前に生活することに利用料を課し、障害の重い人ほど負担がかさむといった障害自己責任料を負わせたことです。

 「自立支援法」施行以前は、応益負担はなく、応能負担でした。ホームヘルプサービスや、通所などの多くのサービスは、自立支援法によって、自己負担というものを利用者全体に押し広げてしまい、それに伴って一人一人の障害者の生活もより厳しいものにさせられています。

…中略…

 裁判には多くの費用はもちろんのこと、相当な精神的なエネルギーも必要とされます。ひとりひとりの原告の仲間を物心両面から励まし支えていくと同時に、障害者や社会福祉政策を根本から改めさせ、憲法に照らし合わせた施策の下、豊かな生活が実現するように、皆様のご支援とこの運動へのご参加を心から呼びかけます。



障害者自立支援法訴訟の勝利をめざす会
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/index.html


*1

選挙目的で政府が行った「定額給付金」の振込みがあったので、その定額給付金を「支援募金」として郵便局から払い込みをしてきました。

どうしても、他人事とは思えない訴訟をもっての運動です。



この8月8日から開催される「全障研第43回全国大会いばらき大会」の1日目に行われる全体会のときに、訴訟原告の補佐人である「新井たかね」さんから「娘の希望を奪わないで!」の重点報告がなされます。


原告 さいたま・新井育代さん 補佐人・新井たかね さん
障害者自立支援法訴訟 さいたま地裁第1回口頭弁論 意見陳述」
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/data/genkoku/arai.html


全障研第43回全国大会いばらき大会準備委員会ホームページ
http://negaiibaraki.web.fc2.com/home.html


全国障害者問題研究会ホームページ
http://www.nginet.or.jp/

*1:障害者自立支援法訴訟の勝利をめざす会」のよびかけ文から引用させていただきました。