日本グループホーム学会山形大会に行ってきました。


先週の13日(土)〜14日(日)に天童市で第6回日本グループホーム学会山形大会があり参加してきました。

この時期、山形はさくらんぼがたわわに実を付けていました。
山形新幹線「つばさ」からも眺めることができました。



さて、山形大会は先に案内したとおり、初日は12時から定期総会がありました。


引き続き、

記念講演 「山形の農と暮らしと支えあい」
 原田俊二氏(山形県川西町在住)
(東京で教員をしていたそうです。その後、生家の山形県へUターンしたようですが、失敗を重ねながら養鶏などをしているようです。現在は、町長さんだとか…。)


基調講演 「様々な人々が混ざり住む『シェア住宅』」
 丁 志映 (ちょん じよん)氏(千葉大学大学院工学研究科 建築・都市科学専攻 助教
(このシェア住宅は、新たな視点であると感じました。)


シンポジウム 「NAGAYA的 多様な住まい方 提案します!」
障害があってもなくても、都会に住んでいても田舎にいても、人は人とふれあって暮らしています。いろいろなふれあい・支えあいの形、そして多様な暮らしや生き方を考えてみましょう。
シンポジスト
 丁  志映氏
 原田 俊二氏    
 牧野 賢一氏 (下宿屋ホーム長)
コーディネーター
 野沢 和弘氏 (毎日新聞
(内容はとても良かったのですが、ちょっと時間が足りなかったようです。)

 


初日最後は、入居者委員会報告がありました。
当事者の視点での報告で、充実した内容でした。



13日のプログラム終了後、懇親会があり、その後21時から23時までナイトセッションで盛り上がりました。

さくらんぼの季節でもあったので、実行委員会でテーブルに用意されたさくらんぼを味見しながら、夜遅くまで話し合いました。

わたしは、セッション「GH、CH立ち上げのノウハウ」に参加しました。
代表の室津さんと副代表の光増さんが参加されており、室津さんは「消防法」関係の助言、光増さんは「障害者自立支援法」に関連した助言をしてくれました。



翌日は、8時30分から「障害者自立支援法を検証する」のテーマで、光増さんから改正法の解説をしていただきました。


最後に、消防法改正に伴う解説があり、併せて建築基準法に関連した説明がありました。
この建築基準法の関係がとても大切なようでした。
既設のGH・CH、そしてこれから立ち上げようとする方は大変勉強になったのではないでしょうか。



ざっと、2日分を振り返るとこのようになりますが、全国から参加された280名の皆さんは各々の施設(施設職員の参加が多かった?)に帰り、入居者が個人の個性や特性が尊重され、気持ちよい生活が出来るよう支援ができることを希望します。



この大会の報告については、9月27日(日)開催(赤塚駅ミオス中研修室)の「知的障がい者の暮しの場を考える集い3」で報告をしたいと考えています。
また、障害者自立支援法の改正で暮しの場へはどのような影響があるかも意見交換をしたいと考えています。

なお、開催の詳細は、後日報告したいと考えています。