障害者自立支援法改正案が廃案になってしまいました。


第171回国会が7月28日までの会期を待たずに実質上閉会となりました。

3月31日に改正法案が上程され、1回の審議もされずに廃案となってしまいました。



さて、改正法案にあった「利用者負担を応能負担にする」とか、障がい者の範囲に「発達障がい者を明確にする」とか、「相談支援体制を強化する」とか、障がい者の「地域生活を充実させる」とかの施策はどうなってしまうのでしょうか。


また、法律改正までは必要ないとしている「利用者負担を改善する」とか、「身体障がい者を対象にしたグループホームやケアホームを創設する」とかの取扱いはどうなってしまうのでしょうか。



8月30日が衆議院選挙の投票日になるとのことですが、投票権をお持ちの障がい者の方々は候補者から直接考え方を聴くとか各政党のマニフェストをよく読んでみる(説明つきで読んでもらう)とかして障がい者自身が地域でいきいきとATARIMAEな生活できるような考えをもっている人に投票をしましょう。


就労の基盤は、毎日の生活です。

生活がより良いものでなければ、就労の継続もできません。