「新型インフルエンザ( A/H1N1 )ワクチンの接種について(素案)」に関する意見募集をしています。
巷では、新型インフルエンザがまん延しています。
これから、乾燥した冬に向かい、さらに猛威を振るってくるものと予想します。
さて、厚生労働省新型インフルエンザ対策推進本部事務局では、「新型インフルエンザ( A/H1N1 )ワクチンの接種について(素案)」に関する意見募集をしています。
◆意見募集概要
1.意見・情報受付開始:2009年9月6日
2.意見・情報受付締切日:2009年9月13日
3.意見公募要領(提出先を含む)、命令等の案
意見募集要綱
新型インフルエンザワクチン(A/H1N1)の接種について(素案)
4.関連資料、その他
参考資料1】新型インフルエンザワクチンに関する基礎資料
【【参考資料2】「新型インフルエンザ(AH1N1)ワクチンの接種について(素案)」をみていただくために
この素案では、国内外の事例等に基づき、インフルエンザ患者の治療に従事する医療従事者、妊婦及び基礎疾患を有する者(※)(この中でも、1歳〜就学前の小児の接種を優先)、1歳〜就学前の小児、1歳未満の小児の親の順に、優先的に接種を開始することとしています。
※ 基礎疾患:呼吸器疾患(喘息を含む。)、心疾患(高血圧を除く。)腎疾患、
肝疾患、神経疾患、神経筋疾患、血液疾患、代謝性疾患(糖尿病を含む。)、免疫抑制状態(HIV、悪性腫瘍を含む。)
また、小学生、中学生、高校生、高齢者についても優先的に接種することが望ましいとしています。
今後、この意見募集を基に、有識者による検討が行われ、9月中に最終案がまとめられるとことです。
意見募集URL
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=495090157&OBJCD=100495&GROUP=
※参考記事
◆子どもの死者 3分の2に発達障害や慢性的病気
アメリカのCDC=疾病対策センターは、アメリカ国内でこれまでに新型インフルエンザに感染して死亡した子どもの3分の2に発達障害や慢性的な病気があったことを明らかにし、こうした子どもに対しては特に迅速に治療を行うよう呼びかけました。
CDCは3日、記者会見し、先月8日までに新型インフルエンザに感染してアメリカ国内で死亡した子ども36人のうち、3分の2にあたる24人に、自閉症などの発達障害やぜんそくなどの慢性的な病気があったことを明らかにしました。
NHKニュース (9月4日 10時15分更新)
NHKオンライン【関連情報】
http://www3.nhk.or.jp/news/influ0428/
(なぜか、記事が削除されています)
ちなみに、自閉症の娘が通所している多機能型施設では、感染者4名となり9/10〜9/16まで「休業」となっています。
時間のない中での取り組みですが、積極的な対応をお願いします。