手をつなぐ親の会主催卒業生支援事業「飯友会」が開催されました。

書き込みが遅くなりましたが、今週の日曜日(24日)に水戸飯富養護学校で手をつなぐ親の会主催で第4回卒業生支援事業「飯友会(いいともかい)」が開催されました。

  



手をつなぐ親の会は茨城県手をつなぐ育成会に養護学校単位の親の会として組織加盟をしています。
県内には15校の知的障がい関係の養護学校(特別支援学校)がありますが、その中で親の会の組織があるのは現在北茨城と水戸飯富の2校のみとなってしまいました。


ちょっと話がずれますが、茨城県教育委員会は先月「県立特別支援学校整備計画」を発表しました。

県立特別支援学校整備計画
http://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/gakkou/tokusyu/seibikeikaku.htm


その計画によると、特別支援学校が抱える今日的な課題の解決方策や小中学校等への特別支援教育の支援の在り方などについて、今後5か年における方向を示すため、具体的な整備計画を策定したとのことです。

具体的には、
(1)知的障害特別支援学校の児童生徒数の急増に伴う教室の確保
   新設校1校(結城養護学校
   分校1校(勝田養護学校
   校舎の増築2校(美浦養護学校、伊奈養護学校
   通学区域の変更1校(水戸飯富養護学校

(2) スクールバスの長時間乗車による児童生徒の負担の軽減
(3) 児童生徒の障害の重度・重複化への対応
(4) 比較的軽度な知的障害のある生徒に対応した教育の充実
(5) 視覚及び聴覚障害特別支援学校の児童生徒数の減少への対応
(6) 特別支援学校のセンター的機能の充実
などです。
しかし、課題は山積しているようです。
障がいをもつ子ども達の視点での整備計画になっているのか疑問が残る内容となっています。



さて、卒業支援事業の「飯友会」に話しを戻すと、卒業生21名、保護者23名の参加で開催されました。


卒業生の活動には有志の教職員やアシストボランティアの皆さんの支援を受けながら、「カラオケコーナー」、体育館での「スポーツコーナー」(卓球やソフトバレーボール)、そして「手作りコーナー」(オリジナルの凧を作ってみよう!)での活動をしました。
また、参加された保護者には「行列のできない相談室」と「ぶっちゃけトークコーナー」が準備されていました。



寒い中でも活発な活動をした後の昼食はランチタイムです。

親の会の役員さんが温かなスープなどを準備してくれ、体もこころも暖かになりました。
ランチの後は、卒業生から通所施設のことや職場のことなどの近況報告があり、和やかなそして笑いの中でのランチタイムとなりました。



この卒業生支援事業も今年で4回目の活動ですが、手をつなぐ親の会の活動として卒業生の余暇活動や懐かしい学校へ足を運ぶ日として、これからも、いつまでもこのような事業が続くことを期待しています。

最後に、受付で頂いたプログラムには
また来年も会いましょう…。元気でね〜〜〜!
と書いてありました。


また、来年も参加しましょう。