またもや、おぞましい事件が起きました。

既に、皆さんご存知のように、厚木市の知的障がい者施設(グループホーム)でおぞましい事件が発生しました。

容疑者は「夜間宿直責任者」/厚木グループホームでの脅迫事件

厚木市内の知的障害者向けグループホームに入所していた二十代の女性が元非常勤職員に脅された事件で、厚木署に脅迫容疑で逮捕された海老名市国分北四丁目、加茂昭雄容疑者(67)が、グループホームの夜間宿直責任者だったことが二十九日、同署の調べで分かった。

最終更新:1月29日23時0分
yahooニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090129-00000037-kana-l14


 記事にもあるように、「世話人には資格不要」であるということで、施設側は「深刻な人手不足状態が続き、(採用基準の)ハードルが下がっていたかもしれない」と言っているということだが、世話人の資質を向上させるためには施設側は「採用後の職員への研修を十分行うこと」、「世話人も孤独であることの認識をもつこと」、さらには「世話人同志の交流も必要であるので、そのことも考えた研修への参加」などを念頭において、利用者への福祉サービスが上質になるように常日頃から心がける精神が必要であると考えます。

世話人は資格不要 
事件は、障害者が自立して暮らすグループホーム内で「夜間責任者」が起こした。

グループホーム福祉施設ではなく、法的には一般住宅と同じ。責任者や世話人に資格などは義務付けられていない。

世話人は資格不要で採用基準もない。福祉現場の教育を受けた人たちばかりではないので、研修が重要になる」と指摘している。

なんとも、言いようのない事件です。

自閉症の娘をもつ父親としては、将来娘にもケアホームなどに入居して仲間と一緒に生活し、「出来ることは自分で」、「難しいことは支援を受けながら」、地域生活を送らせたいと考えていただけに、かなりのショックを受けています。

また、知的障がい者の「人権」にも配慮した対応(福祉サービス)が絶対必要です。

そういうことからも、障がい者虐待防止法の制定が早期に必要です。



それから、違うサイト(yahooグループ)で「知的障がい者ケアホーム研究会」を立ち上げ、自閉症の方の地域生活を想定した将来的なことも含めていろいろと勉強している最中であるので、このような事件が起きると何が何でもと「行政からの規制強化」が心配されます。



知的障がい者ケアホーム研究会
yahooグループページのURL
http://groups.yahoo.co.jp/group/habataki-shiroihane