今日のスポーツ教室は…。

今日の午前中、自閉症の娘はガイドヘルパーさんといつもの時間にいつものコースに出かけて行きました。

朝起きて、いつも日めくりカレンダーを捲り被るのですが、そこの下部にあるメモ欄にヘルパーさんの写真シールが張ってあると、ヘルパーさんと出かけられると理解していて、出かける時間までウキウキしていました。



午後は、いつもの時間にいつものようにサンアビの体育館での「スポーツ教室」に出かけました。


スポーツ教室には、今日も来週の土曜日に開催される「第5回ふれあい蛍駅伝大会」の応援のためお願いをした2組の母子(先週の2組の母子とは違う親子)が来ていました。


NPO法人「蛍の会」のホームページ
http://www.npo-hotaru.com/


2組の親子とも知的障がい者授産施設に通所しているダウン症の子ども達でした。


前半のラジオ体操、ストレッチ、体育館周回マラソンをこなしていましたが、さすがに20分間の体育館周回マラソンではバテ気味でしたね。

でも、最初の参加にしては良くこなしていたと思います。


前半が終わり、後半の音楽に合わせた手遊び、冷凍マグロ(体育館の床に仰向けに横たわり5分間身動きしない訓練=動きたいけど動かないという自己統制力を育む訓練)、真っ向法(柔軟体操)を行いました。

その後は、来週の駅伝大会の練習です。
年齢順に並んでもらい5人ずつ2組に分かれた後、2色のビブスを着て体育館周回のタスキリレーマラソンを行いました。
タスキの受け渡しの練習を意識した練習でした。

このタスキの受け渡しなどもなかなかうまくいかない、タスキをうまく受け取っても後からの走者を待ってからスタートするなどしてタスキリレーをして走るということが、「競争」だということがなかなか理解してもらえません。
教えるほうも走りながらタスキの受け渡しをしていると大きな声になってしまい、自閉症の子ども達は耳を押さえながらの受け渡しでした。


いやはや、なかなか難しい。

大人の思いで、大きな声を出している人も当然出てきますが、代表の私はオリンピック精神で参加することに意義があると思っています。
知的障がいのある子ども達がボランティアさんの支援を受けながら「社会参加」をしているという位置づけでエントリーをしています。


知的障がいの子ども達も、それを応援する大人たちも「楽しみながら駅伝大会」ができればいいなと考えています。


お近くの皆さんは、是非とも来週の土曜日には千波湖畔にいらしていただき、温かい声援をお願いします。

なお、ふれあい蛍駅伝大会の開催要項は以下のとおりです。

第5回知的障害者 ふれあい蛍駅伝大会 要項

目 的
みんなでふれあいながらスポーツの楽しさをあじわい、体力の増進をはかり、生きる力を高めると共に、ノーマライゼーション社会の実現に向けて、社会の知的障害者に対する認識を深め、心のバリアフリーを促進して行く事を目的とする。
会 場  茨城県水戸市千波湖周回コース
期 日  平成21年10月31日(土)<雨天決行>
日 程
開会式 10時00分
(ア)出発時刻  10時30分 Aグループ
         11時10分 Bグループ
(イ)競技終了 12時30分
(ウ)表彰式 12時45分
(エ)昼食後・各自解散 13時00分
※ 当日の状況により若干の変更が出る場合もあります、何卒ご了承ください。

コース・区間(約9キロ)
・ コース 水戸市千波湖畔を中心とする周回コース
(ア)区 間 9キロ駅伝の部・Aグループ【千波湖半周(約1.5キロメートル)を6区間】(30チーム)
  1.5キロメートルを走り、8分未満で走れるメンバーで6区間をチーム編成
  コース50m毎にボランティアを配置し、競技進行をフォローいたします。

(イ)9キロ駅伝の部・Bグループ【千波湖半周(約1.5キロメートル)を6区間】(30チーム)
1.5キロメートルを走り、8分以上かかるメンバーで6区間をチーム編成
1チームで9キロメートルを90分以内で走ることが出来るチーム編成
コース50m毎にボランティアを配置し、競技進行をフォローいたします。


NPO法人蛍の会ホームページからのPDFファイル
http://npo-hotaru.com/ekiden2009/youkou2009.pdf

*1


NPO法人蛍の会の代表である沢畑清子さんのふれあい蛍駅伝大会を開催した想いの記事が読売新聞茨城版の特集記事「興す」に掲載されていました。
再掲ですが、このブログの記事をリンクします。

「なすびの気ままな日記」2009/01/09の記事から
http://d.hatena.ne.jp/nasubi366/20090109/1231498212

*1:NPO蛍の会のホームページから引用しました。