2010年度予算概算要求「事業仕分け」作業


政府の行政刷新会議の下に設置された三つのワーキンググループは11日午前から2010年度予算概算要求の無駄を洗い出す「事業仕分け」の作業を始めます。


鳩山首相は「聖域なき事業仕分けを行う」と言っていますが、そのなかにはかなりの障がい者に関連した事業が含まれています


事業仕分け・組織(障がい者に関連したものを抜粋)
内閣府
 ▽バリア・フリー・ユニバーサルデザイン推進に関する普及・啓発
 ▽障害者施策に関する普及・啓発
厚生労働省
 ▽障害者保健福祉推進事業費(障害者自立支援調査研究プロジェクト)
 ▽障害者保健福祉推進事業費(工賃倍増5カ年計画支援事業費)
 ▽国連・障害者の10年記念施設運営委託費
 ▽高齢・障害者雇用支援機構運営費交付金
 ▽雇用・能力開発機構運営費交付金

◆…11日、事業仕分けスタート−行政刷新会議

事業仕分けの対象は447事業。東京都新宿区の国立印刷局市ケ谷センターの体育館で同日から計9日間行い、95兆円に膨れ上がった概算要求から3兆円以上削減することを目指す。

時事ドットコム(2009/11/10-18:26)

*1


行政刷新会議は、その後11月内をめどに「現行通り」、「地方移管」、「不要」などの結論を出すことにしています。


冒頭記したように、鳩山首相が聖域なき事業仕分け行うとしています。
鳩山首相自身が所信表明演説で「人の笑顔がわがよろこび」だと言っていますが、この言葉は何だったんだと言われないようにしないと、またまた鳩山政権の支持率は下がる一方かもしれません。

さらには、鳩山政権が掲げた「友愛政治」や「コンクリートから人へ」といった「国民のいのちと生活を守る政治」を行うと誓約をしたのですから、この言葉も忘れないでほしいですね。

*1:時事ドットコムのサイトから引用しました。