今日は「世界自閉症啓発デー」です。

今日、4月2日は国連が定めた「世界自閉症啓発デー」です。


茨城県自閉症協会では、県都にある水戸駅の北口と南口で世界自閉症啓発デーのポスターを掲げ、コンコースを通る人たちに自閉症啓発のためのリーフレット茨城県自閉症協会の紹介リーフレット、そして4月11日に開催される「…音楽祭in水戸」のチラシをクリアファイルに入れたものを手渡ししながら、自閉症の理解啓発活動を行いました。


参加者は、茨城県自閉症協会から当事者が2名、会員である保護者が5名が参加し、当事者の活動支援をするために水戸市障害者グループ外出支援奉仕員2名をお願いし活動の支援をしてもらいました。
また、茨城県障害者問題研究会(茨障研)からも応援をいただき、盲導犬利用の全盲の方を含めて6名参加していただきました。
それから、日立から新中学生3名の応援と私の職場からも応援をしてくれたかたもいました。
ということで、総勢19名での啓発活動でした。


今日は、朝から大風が吹き、活動当初から雨が降ってきたので、南口にあるペデストリアンデッキから駅のコンコースに場所を変えて、啓発活動をしました。
水戸駅に着く電車は今朝からの大風の影響でかなりダイヤが乱れていました。
電車に乗って通勤する人たちには気の毒でしたが、そのおかげで出勤途中の多くの通行人にリーフレットを手渡すことができました。


今日の啓発活動の様子を写真に収めていた報道関係者もいました。
また、NHK水戸放送局のディレクターが取材ではなく見学に来たというので、リーフレットを渡し啓発活動に加わってもらいました。
新中学生は、最初は恥ずかしがって声も小さくて聞こえないようでしたが、徐々に手渡す要領を理解し、大きな声を出してリーフレットを手渡ししていました。


2時間の啓発活動をした後、新中学生と盲導犬利用の全盲の方を交えてランチを一緒にしました。
この時間もまた新中学生が中心となり楽しい時間となりました。


とにかく、啓発活動に参加してくださった皆さん、ありがとうございました。



また、茨城県自閉症協会では啓発活動の一環として水戸市で「2010世界自閉症啓発デー音楽祭・in水戸」を開催します。



開催趣旨:
自閉症をはじめとする発達障がいをもつ人たちが、地域でその人らしく暮らしていくためには、地i或の方々の理解と支援が欠かせません。自閉症啓発デー記念として開催する「音楽祭in水戸」に多くの方々に集まつていただき、理解と支援の輪が広まつてくれることを願います。

日時:
 2010年4月11日(日) 13:00〜 16:00

場所:
 茨城県総合福祉会館 コミュニティホール

開催案内チラシ(PDFファイル)
 http://asibaraki.web.fc2.com/newAS/2010/2010ongakusai.pdf

入場無料


茨城県自閉症協会ホームページ
http://asibaraki.web.fc2.com/


入場料は無料ですので、散歩がてらお出かけください。
自閉症の人たちと一緒にラテンパーカッションなどの楽器を打ち鳴らし、そのひと時をお楽しみください。

そのことによって、周りの人たち一人ひとりの理解が深まり、自閉症の人々にとっても暮らしやすい社会となることを願っています。