障がい者制度改革推進会議「第9回総合福祉部会」が開催されました。

先週の金曜日(19 日)13時から厚生労働省低層棟2階講堂で、障がい者制度改革推進会議「第9回総合福祉部会」が開催されました。

今回の議事は、「部会作業チーム・合同作業チームの検討について」の報告と「第2期作業チームについて(案)」の審議でした。


平成22年11月19日(金)13:00〜13:45
           場所:厚生労働省 低層棟2階講堂


議事次第
  1.開会
  2.議事
  (1)報告事項
     •部会作業チーム・合同作業チームの検討について
  (2)その他
  3.閉会


配布資料
 資料1
  部会作業チーム(法の理念・目的)議事要旨(10月26日分)
 資料2
  部会作業チーム(障害の範囲と選択と決定〜障害の範囲)議事要旨(10月26日分)
 資料3
  部会作業チーム(障害の範囲と選択と決定〜選択と決定・相談支援プロセス(程度区分))議事要旨(10月26日分)
 資料4
  部会作業チーム(施策体系〜訪問系)議事要旨(10月26日分)
 資料5
  部会作業チーム(施策体系〜日中活動とGH・CH・住まい方支援)議事要旨(10月26日分)
 資料6
  部会作業チーム(施策体系〜地域生活支援事業の見直しと自治体の役割)議事要旨(10月26日分)
 資料7
  合同作業チーム(就労(労働及び雇用))議事要旨(10月26日分)
 資料8
  合同作業チーム(医療)議事要旨(10月26日分)
 資料9
  合同作業チーム(障害児支援)議事要旨(10月26日分)


 参考資料1−1
 【氏田委員】「自閉症児者の求める合理的配慮と障害者制度改革の方向性」の発行にあたり
 参考資料1−2
 【氏田委員】「自閉症児者の求める合理的配慮と障害者制度改革の方向性」

個人的にはこの氏田さんから提出された参考資料がとても興味を引くものでした。


総合福祉部会のサイト
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/sougoufukusi/index.html

このサイトには「配布資料」や「動画配信」が掲載されています。


岡本政務官の挨拶に続いて、委員から障害者自立支援法改正案が議員立法により提出されたが、平成22年1月7日の基本合意文書のとおり遅くとも平成25年8月までに障害者自立支援法を廃止し、新たな総合的な福祉法制を実施するという方針に変更はないかとの発言がありました。

岡本政務官からは閣議決定事項であり、方針に変更はない旨の回答がありました。

また、委員から平成22年1月7日付け要望書に掲げた4つの緊急課題に対する議論がどのように進んでいるかを問う発言がありました。

岡本政務官からは、これら緊急課題についても政務3役を含めて年末に向けて、予算の特別枠等での対応など真剣に検討を進めている旨の回答がありました。


この様子をCBニュースが伝えています。

障害者自立支援法改正案の可決に懸念の声―総合福祉部会
 内閣府の「障がい者制度改革推進会議」は11月19日、「障害者自立支援法」に代わる新法の策定について議論する総合福祉部会の第9回会合を開いた。この中で、18日に障害者自立支援法改正案が衆院を通過したことに対し、委員の一部から、部会の議論と連動していないと懸念する声があった。

岡本充功厚生労働政務官は、「2013年8月までの総合福祉法の施行を目指すとした閣議決定の方針は何ら変わらない」と述べた。また、部会がまとめた新法制定前に実施すべき「当面の課題」について触れ、「(厚労省の)政務三役などで議論している。障害関係者の意見に耳を傾けるスタンスは(民主)党も政務三役も変わりない」と強調した。

2010年11月19日 20:09 キャリアブレイン
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/30961.html

*1

その後、佐藤部会長から午前中に開かれた施設入所者、病院入院患者調査に関する意見交換会の報告がありました。

施設入所者、病院入院患者調査は必要ということで合意が得られました。
調査は生活実態、生活への希望等を調べることを目的とし、調査方法等は研究班を設けて検討することとなるが、来年度はパイロット的に実施、再来年度に本調査を行うもの。


審議事項である「第2期作業チームについて(案)」では、第1期の作業結果報告と第2期の作業開始が平成23年1月に重なることから、第2期の検討時期を2月から5月までに変更すること、また、第2期の作業チームの編成を5つの部会作業チーム、3つの合同作業チームとすることについて審議し、委員の了承が得られました。


今後、次回(12月7日)に向けて作業チームの座長の選考が進められます。
以降は1月25日、2月15日(火)に開催される予定です。



情報提供
内閣府障がい者制度改革推進会議のサイトに同「第一次意見」の内容が分かりやすく解説されている「法律や制度をより良いものにする方向性<わかりやすい版>」が掲載されています。

法律や制度をより良いものにする方向性<わかりやすい版> これはPDFファイルで開きます
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/pamphlet/direction/index_pdf.html


推進会議では、知的障がい当事者が「意見はゆっくりと…」そして「分かりやすい言葉で…」話しをしていないときにイエローカードを掲げますが、そのカードが裏表紙に使用されています。

*1:CBニュースから引用させていただきました。

「第25回障がい者制度改革推進会議」が開催されました。


昨日の午後、内閣府主催で「第25回障がい者制度改革推進会議」が開催されました。


平成22年11月15日(月)13:00〜17:00 中央合同庁舎第4号館共用220会議室

(開会)
 ○議事
  (1)障害者基本法の改正について
  (2)その他
(閉会)


【資料一覧】
 資料1 「障害」、「障害者」の定義を議論するに当たってのポイント
 資料2 障害者基本法の改正に関する規定ぶりイメージ素案(各則関係部分<3>)【たたき台】
 資料3 文部科学省提出資料


各委員提出意見・資料
 尾上委員提出資料
 川崎委員提出資料
 佐藤委員提出資料
 新谷委員提出資料
 関口委員提出資料


参考資料 障害者基本法(抄)



昨日は、東室長から議論の前提を議論したいと資料1によりポイントの説明がありました。
また、内閣府から資料2の説明、住宅、文化スポーツ、相談に関しての説明がありました。


その後、文科省特別支援教育課長から資料3の説明がありました。
資料3は、中央教育審議会初等中等教育分科会特別支援教育の在り方に関する特別委員会における論点整理(委員長試案)です。
いわゆる「中教審・特特委員会」の報告でした。



推進会議の詳細は同サイトに「配布資料」と「動画配信」が掲載されていますので、そちらを見ていただきたいと思います。

同サイト
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/kaikaku.html#kaigi



このサイトには次回(11月22日月曜日)開催の第26回推進会議の後に、第1回差別禁止部会のサイトも立ち上がりましたので、併せてご覧ください。



なお、茨城県自閉症協会(青年・成人期部会)では、一昨日(11月14日日曜日)「障がい者制度改革ってなんなんだ!」と題して第3回目の勉強会を開催しています。
副題は「いま、何をすべきか」でした。


その報告は、今しばらくお持ちください。
と言っている場合ではないかもしれませんが…。
(明日(17日)には厚生労働委員会でたいへんなことが…)

「第24回障がい者制度改革推進会議」が開催されました。


昨日の午後、内閣府主催で「第24回障がい者制度改革推進会議」が開催されました。


平成22年11月8日(月)13:00〜17:00
          場所:中央合同庁舎第4号館共用220会議室


(開会)
 ○議事
  (1)障害者基本法の改正について
  (2)その他
(閉会)


【資料一覧】
  資料1 障害者基本法の改正に関する規定ぶりイメージ素案(各則関係部分<2>)【たたき台】
  資料2 新たに議論した分野についての推進会議の問題認識

各委員提出意見・資料

参考資料 障害者基本法(抄)


障がい者制度改革推進会議のサイト
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/kaikaku.html#kaigi



資料1
イメージ素案(各則関係部分?)

【趣旨】
 これまでの推進会議における議論を踏まえ、事務局において規定ぶりイメージの素案(たたき台)を作成したものであり、今後条文化していくに当たっては、各論点について更に検討・精査の上、関係各省との調整が必要であるが、それぞれのポイントについて規定ぶりイメージの下に併せて記載している。

1.司法手続
2.情報バリアフリー
3.年金等
4.経済的負担の軽減


資料2
新たに議論した分野

1.住宅
2.障害の予防
3.文化・スポーツ
4.ユニバーサルデザイン


このほか、パブリックコメントのあった「障害表記」報告や「わかりやすい 一次意見」が明日できあがる旨の報告がありました。


この様子をCBニュースがリポートしています。

「障害の予防」の前に、医療への権利の在り方を
 内閣府の「障がい者制度改革推進会議」は11月8日、24回目の会合を開き、障害者基本法の改正案について議論した。会合では、「障害の予防」が主なテーマになった。障害の原因となる傷病の早期発見・治療の在り方について、大谷恭子委員(弁護士)は論点が未整理のままだと指摘し、「まずは(障害者の)医療に対する権利の在り方を議論すべき」と提案した。

2010年11月08日 22:15 キャリアブレイン
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/30711.html

*1

次回11月15日(月)開催の第25回の推進会議でも障害者基本法の改正についての議論が進みます。

同時に、一般傍聴者の受付がなされています。

 日時:平成22年11月15日(月) 13:00〜17:00
 場所:合同庁舎第4号館 2階 220会議室
 議題:
  (1)障害者基本法の改正について
  (2)その他

関係サイト
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/youkou_open.html

*1:CBニュースから引用させていただきました。

「第22回愛パーク祭」が開催されました。


昨日、秋空の下、水戸市社会福祉事業団関連の総合福祉作業施設で「第22回愛パーク祭」が開催されました。


第22回愛パーク祭
であい・ふれあい・ささえあい」〜共に生きる地域の実現を願って〜

会期: 2010年11月6日(土)(荒天の場合は7日)
時間: 10:00am〜14:00pm
会場: 水戸市総合福祉作業施 愛パーク河和田
住所: 〒311-4153 茨城県水戸市和田町123-1
電話: 029-254-6600


水戸市総合福祉作業施設は、社会福祉法人水戸市社会福祉事業団が運営しており、身体3施設、知的2施設、そして身体・知的の福祉作業所が1つあります。


開会式には水戸市長・市議会議員、県議会議員、そして水戸市を選挙区とする衆議院議員が来賓で来ていました。

  
        水戸市長あいさつ                  福島伸享(のびゆき)衆議院議員のあいさつ


そのほかに、障がい者福祉にはなじみのない議員さんも数多く来ていました。
なんか、こういう時期だけ来るのかよって感じの議員もいましたね。



開会式の最後は、愛パーク祭のテーマ曲「時を越えて」で大盛り上がりでした。

いつもながら、このフレーズがスキです。

※ 愛 愛 愛 愛 愛パーク
  それがみんなの合言葉
  愛 愛 愛 愛 愛パーク
  君の世界はここから始めよう



開会式の後は、市障連加盟の障がい者団体の保護者の子ども達が「サンフラワーズ」としてよさこいソーランを踊りました。


先日開催された「ふれあいの広場」と同様に子ども達は大ノリでした。



自閉症の娘が通所している多機能型施設でも模擬店を出展したため、この日は利用者は出勤日でした。
とは言いながら、生活介護で利用している障がい者が多いため、模擬店の主体は職員と保護者が行っていました。

なんかへんだなと思いながらも、仕方ないのかなと思いながらも、またまたなんかへんだなという想いが交錯していました。


そのほかの障がい者施設が出展している模擬店を覗くと知り合いのお母さん方がたくさんいて、どうしてのその店で売っている品を買う羽目になってしまいます。
しかし、どこもここもというわけにはいかないので、何らかの理由をつけて結果は大量買いはしないですみました。
と言いながらも、左手には白い袋が何点も持っていました。

「第23回障がい者制度改革推進会議」が開催されました。(関連情報をもうひとつ…)


昨日の午後、内閣府主催の「第23回障がい者制度改革推進会議」が開催されました。


平成22年11月1日(月)13:00〜17:00
          場所:中央合同庁舎第4号館共用220会議室


 (開会)
  ○議事
   (1)障害者基本法の改正について
   (2)その他
 (閉会)



【資料一覧】
 資料1 障害者基本法の改正に関する規定ぶりイメージ素案(各則関係部分<1>)【たたき台】
 資料2 障がい者制度改革推進会議差別禁止部会の開催について


 各委員提出意見・資料
  大久保委員提出資料
  大谷委員提出資料
  堂本委員提出資料
  松井委員提出資料

 参考資料 障害者基本法(抄)



11月は毎週(4週連続)月曜日に各作業チームの報告と協議が行われるようです。

この日は、障害者基本法改正案の各則関係部分の「国際協力」「選挙等」「公共的施設のバリアフリー化」に関しても話し合われました。
また、この日は担当大臣も政務官も不在だったようですが、村木厚子統括官はフルに出席していたようです。
民主党政策調査会の「障がい者政策プロジェクトチーム(PT)」座長の谷議員も開始時間前から傍聴していたようです。



この日の様子をCBニュースが伝えています。

精神障害者の保護者制度、抜本見直しを
 内閣府の「障がい者制度改革推進会議」は11月1日、23回目の会合を開いた。医療分野での障害者施策における論点を整理する医療合同作業チームのメンバーが、10月に開いた初会合での議論の内容を報告。精神障害者医療保護入院などにおける責任者として当事者の親などを規定している精神保健福祉法の「保護者制度」について、抜本見直しを視野に議論していく方針などを示した。


「保護者制度」については、精神保健福祉法により、精神障害者を親などの「保護者」の同意のみで医療保護入院させられることが、自己決定権の侵害だとして抜本見直しが必要だとしている。また、「保護者」の立場からも、医師への協力などの義務を課されることに対し、家族の負担が大きいとして問題視しており、自治体やその他の公的機関が責任を負う制度に改めることも視野に検討する。

2010年11月01日 22:56 キャリアブレイン
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/30594.html


*1


このほか、3つの合同作業チームの報告と協議が行われました。


詳細は以下の障がい者制度改革推進会議のサイトをご覧ください。
いつものように、「配布資料」と「動画配信」がされています。

障がい者制度改革推進会議のサイト
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/kaikaku.html#kaigi



今日は、上記のほかに関連した記者会見が行われていますので、その様子をCBニュースからお伝えします。


日本発達障害ネットワークなど9団体は、厚生労働省で記者会見し、前通常国会で廃案になった障害者自立支援法改正案の成立を求める声明を発表しています

障害者自立支援法の改正求め9団体が声明
 …
 この中で9団体は、同法に代わる新法などの在り方を検討している内閣府の「障がい者制度改革推進会議」や、その下部組織の「総合福祉部会」での議論を乱すつもりはないと前置きした上で、「新法制定までに改善できることは、すぐに行うべきではないか」と主張した。

 会見したのは、▽日本発達障害ネットワーク▽障害のある人と援助者でつくる日本グループホーム学会▽全国児童発達支援協議会▽全国重症心身障害児(者)を守る会▽全国地域生活支援ネットワーク▽全日本手をつなぐ育成会▽日本重症児福祉協会▽日本知的障害者福祉協会▽日本発達障害福祉連盟―の9団体。

 障害者自立支援法をめぐっては今年1月、障害者らによる同法違憲訴訟の原告と政府との間で、同法の廃止や同法に代わる新法制定などを盛り込んだ「基本合意文書」が取り交わされた。その後、民主党などは新法制定までの暫定措置として、同法の改正案を前通常国会に提出したが、事前の相談がなかったとして原告らが反発、改正案は廃案になった。8月には「障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会」などが、改正案を再上程しないことを望む声明を発表していた。

2010年11月02日 16:51 キャリアブレイン
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/30602.html

*2


このように、先に報告したように廃案になった「障害者自立支援法一部改正案」(やたら法案の長いもの)は当事者の意見を聞かず(相談もせず)に厚生労働委員長名で一部改正案を上程しています。

上記の9団体は、改正案の内容は社会保障審議会で障害者団体も加わって話し合ったので、障害者のためになるものだ」などとして、今回の記者会見を行い、その日のうちに衆参両院の厚生労働委員会の所属議員に声明を提出したようです。
また、今後厚労省の政務三役にも提出したいとしている模様です。



いくら以前の社会保障審議会で障がい者の意見は聞いているとは言っても、今年1月、障がい者による障がい者自立支援法違憲訴訟の原告と政府との間で、同法の廃止や同法に代わる新法制定などを盛り込んだ「基本合意文書」が取り交わされる前のことですので、その基本合意内容を考慮したものではなく、まして障がい者団体とは言っても障がい当事者からの意見聴取や協議をしたものではないことから、到底認められることではないと考えます。

同法の改正法案は、自立支援法の期限が決められておらず、延命措置に過ぎず、いくら口では障がい者総合福祉法(仮称)ができるまでの措置といってみても説得力はありません。


現行の自立支援法でも省令改正や通知により、軽減措置や特別措置などを何度となく行っているのですから、総合福祉法ができるまでは同様な措置はいくらでもできるはずです。

*1:CBニュースから引用させていただきました。

*2:CBニュースから引用させていただきました。

「水戸市第12回ふれあいの広場」(千波湖スポーツフェスティバル合同)が開催されました。


台風一過の今日、水戸市快楽園公園四季の原で「水戸市第12回ふれあいの広場」(水戸市千波湖スポーツフェスティバルと合同開催)が開催されました。

雨上がりの四季の原の雨を含んだ芝生は歩く度に水分が滲み出てきて、足元は泥だらけでした。
(ちなみに、私はそれを想定して長靴を履いていきました)


ふれあいの広場は水戸市障害者(児)福祉団体連合会(身体、知的、精神の11団体加盟)と水戸市が合同で実行委員会を組織して、毎年この時期に開催しているものです。
今年の会場は水戸藩開藩四百年を記念して映画「桜田門外ノ変」が撮影されたオープンセットと記念展示館が設置されているため、偕楽園公園四季の原での開催となりました。


台風一過の曇り空の下、朝早くから「ふれあいの広場」と「水戸市スポーツフェスティバル」が合同で開催されました。
四季の広場は雨上がりだったため歩くたびに芝生から水が滲み出てきて、障がい者団体が資金集めのために出店している前は泥だらけでした。ちなみに私は長靴姿でした。

  


歌や踊りなど本部ステージではかなりの賑わいでした。当事者達は練習を重ねた「よさこいソーラン」の発表、ステージの周りは大賑わい。子ども達も張り切って踊っていました。水戸育成会に所属した私はボイルしてある「フランクフルト」を鉄板で焼いて店先で売り仕入れた200本を完売しました。

  


このように直接市民とふれあう機会を通して、自閉症や知的障がい者などの障がい者が地域で暮らし、いきいきと活動していることを知っていただくことがとても大切であると常日頃から考えています。今日顔を見せた市議会議員さんや県議会議員さんにもそのことを特にアピールしました。

  



来年の会場はオープンセットと記念展示館も解体されるため、千波湖公園ふれあい広場がある場所での開催になります。

ふれあい広場は、千波湖の南部に位置する広場で、かなりの広さを有するため、今までは植木市や車の展示会や消防訓練などのイベントに使われ、何もない時は市民がボール遊びや散策をする憩いの場所となっています。

ここ2年は千波湖公園ではない場所での開催でしたが、来年の第13回目はいつもの場所で市民が多く集う千波湖公園での開催です。
多くの市民が参加する「ふれあいの広場」になることを期待しています。

「第22回障がい者制度改革推進会議」が開催されました。(関連情報も掲載しました)


一昨日の午後、内閣府主催で「第22回障がい者制度改革推進会議」が開催されました。


平成22年10月27日(水)13:00〜17:00
             場所:中央合同庁舎第4号館共用220会議室


(開会)
 ○議事
  (1)障害者基本法の改正について
     (総則、推進体制)
  (2)その他
(閉会)


【資料一覧】
 資料1 第21回推進会議資料「障害者基本法の改正に関する条文イメージ素案(総則関係部分)」に関する新たな意見一覧
 資料2 第21回推進会議資料「障害者基本法の改正に関する条文イメージ素案(総則関係部分)」に関する意見一覧
 資料3 障害者基本法の改正に関する条文イメージ素案(推進体制関係部分)【たたき台】
 資料4 障害者基本法の各則として取り上げるべき分野の検討に当たって


 追加意見・資料 各委員提出資料
  北野委員提出資料
 
 参考資料1 障害者基本法(抄)
 参考資料2 経済産業省提出資料(指摘事項への回答)


障がい者制度改革推進会議のサイト
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/kaikaku.html#kaigi22



この日の障害者基本法改正に当たっての議論と障害者差別禁止部会発足の確認がなされました。


冒頭、東室長から資料1(新たに出された意見)、資料2(前回出された意見)の報告があり、障害者基本法改正に当たっての議論がなされました。


続いて、障害者差別禁止部会発足の確認がなされ、次の方々が委員として確認されました。

・委員
棟居快行(大阪大学教授)/朝倉むつ子(早稲田大学教授)/山本敬三(京都大学教授)/山崎公士(神奈川大学教授)/松井亮輔(法政大学名誉教授)/川島聡(東大特任研究員)/大谷恭子(弁護士)/池原毅和(弁護士)/野沢和弘毎日新聞論説委員)/竹下義樹(日本盲人会連合副会長、弁護士)/川内美彦(東洋大学教授)/伊藤弘泰(日本アビリティーズ協会会長)/太田修平(JDF:日本障害フォーラム「障害者の差別禁止等権利法制に関する小委員会」委員長)/小島茂(連合総合政策局長)/西村正樹(自治労:連合特別委員、弁護士)

・オブ
遠藤和夫(経団連労働政策本部主幹)/佐藤健志日本商工会議所産業政策第二部担当部長)

・専門協力委員(同部会での議論のベースとなる資料を作成する)
永野仁美(上智大法学部准教授)/引馬知子(田園調布学園大准教授)/相澤美智子(一橋大専任講師)



この日の様子をCBニュースが伝えています。

差別禁止部会での議論開始へ―障がい者改革会議
 内閣府は10月27日、「障がい者制度改革推進会議」の第22回会合を開き、同会議の下に設置が決まっていた差別禁止部会の構成員案が承認された。同部会は11月から議論を始める予定だ。

2010年10月27日 22:35 キャリアブレイン
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/30480.html

*1

続いて、関連した情報として、昨日、障害者自立支援法違憲訴訟の元弁護団(14名)や「障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会」(58名)と民主党障がい者政策プロジェクトチーム(谷博之座長)国会議員(参加12名)が懇談しました。

民主・障害者PTで意見交換―当事者ら「評価と懸念」
 民主党政策調査会の「障がい者政策プロジェクトチーム(PT)」は10月28日、障害者自立支援法違憲訴訟の元弁護団や「障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会」と意見交換を行った。出席者は、同訴訟での和解成立など、民主党政権による一連の障害者政策を評価する一方、和解で交わされた「基本合意文書」の一部に進展がないことには懸念を示した。

また、同PTはこの日、障害者基本法改正の検討状況について障がい者制度改革推進会議との意見交換も行った。

2010年10月28日 22:10 キャリアブレイン
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/30518.html?freeWordSave=1

*2


まだまだ、関連した情報はあるのですが…


先ほどの訴訟団と民主党障がい者政策PTと懇談のまえに、「自立支援法を廃止し、確かな新法づくりを」と国会議員全員に要請活動を行っています。


また、本日29日(金)は、「10・29大フォーラム!」(「今こそ進めよう!障害者制度改革 自立支援法廃止と新法づくりを確かなものに 10・29全国大フォーラム」)が日比谷野外音楽堂で開催され、国会と東京駅方面へのデモ行進が行われました。

障害者支援制度に当事者の声を
 障害者支援の新たな制度作りが進められているなか、全国の障害者団体が東京で集会を開き、制度に当事者の声を十分反映させるよう訴えました。
 この集会は、全国の障害者団体でつくる「日本障害者協議会」などが開いたもので、会場の東京・千代田区日比谷公園には、障害者やその家族などあわせておよそ1万人が集まりました。

NHKニュース10月29日 18時10分
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101029/t10014915081000.html

*3


同じく、CBニュースでもこのフォーラムの様子を伝えています。

1万人超の障害関係者が「自立支援法の廃止を」
 日本障害者協議会などは10月29日、東京都千代田区日比谷公園で、障害者自立支援法の廃止と、同法に代わる「障害者総合福祉法」(仮称)などの新法制定を訴える「10.29全国大フォーラム」を開催した。会場には、1万人を超える障害関係者が集まった。


2010年10月29日 21:32 キャリアブレイン
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/30553.html?freeWordSave=1

*4

近々、「10・29大フォーラム」のサイトに最新情報がupされると思います。

10・29大フォーラムのサイト
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/101029.html

*1:CBニュースから引用させていただきました。

*2:CBニュースから引用させていただきました。

*3:NHKニュース Webサイトから引用させていただきました。

*4:CBニュースから引用させていただきました。